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異世界に誘われた陰陽師  作者: 垢音
第1章:陰陽師と異世界
51/433

・人物紹介(第1章時点)、その1

~異世界人~


朝霧(あさぎり) 麗奈(れいな)、18歳(女性)

 ショートの黒髪、黒い瞳。少しずつ髪が伸び始め、今では肩近くまでになっている。 

 高校の卒業式が終わった直後に、怨霊である大蛇を撃退する中で異世界へと召喚。ラーグルング国に保護されていく内、国の柱が自身の陰陽術に似ている事もあり4騎士と交流するようになる。

 魔王に狙われていると知りながら、呪いに苦しんでいるユリウスを解く為に様々な方法を模索する。精霊に好かれやすいのか、アシュプを始めとした彼等とも交流していく。お菓子作りが得意な為、騎士団の面々からはリクエストをされる事もしばしば。 

 朝霧家7代目当主だが、誠一達からはそう呼ばれていない為に本人は知らないでいる。

 朝霧家の秘術である血染めの結界を扱え、白兵戦も行う。



・朝霧(井上) ゆき、18歳(女性)

 茶色の髪を短く一本に結び、ぱっちりとした茶色の瞳。

 朝霧家の養子であり、麗奈の親友。大蛇の依り代にされそうな所を、麗奈に助けられるもその最中に召喚に巻き込まれる。

 家事全般が得意であり、なにかと麗奈の世話をしたがる。ラーグルング国に来た事で、魔法の力に目覚め魔法隊に混ざって訓練中。

 麗奈と同様に、精霊と仲が良くなるのが早い。同時契約を3つまでこなしている。

 扱える魔法は聖属性、炎、古代魔法



・朝霧 誠一(せいいち)、42歳(男性)

 妻が亡くなった事で、麗奈をきつく指導した。その結果、卒業式まで挨拶しか交わさないが本当は娘の事を大事にしている。

 2人が居なくなって、2週間弱が過ぎた頃。契約を外されそうになった九尾を奪還し裏山へと着いた途端に異世界へと召喚される。キールと知り合う中、彼の力によりラーグルング国に着くと同時に2人の無事を確認した。

 その後、柱の調査と居揃うと言う形で城に滞在。現在、麗奈と協力してユリウスの呪いを解明しようと動いている。



・朝霧 武彦、66歳(男性)

 母方の父親。娘を亡くした事で、誠一と同様に考え方を変え強引にでも陰陽師と言う仕事を麗奈に遠ざけたかった。同時に、それも叶わないと分かりつつ孫の麗奈の未来を心配する。

 誠一と同様に、異世界へと召喚され魔法と言う力について知る事になる。

 お茶や、コーヒー、紅茶に近い葉を炒ったり乾燥させたりと、現代の飲み物を開発しのんびりと居候。

 ユリウスと麗奈の仲を密かに応援している1人。呪い解明の為に、柱について調べている。



・高橋 裕二(ゆうじ)、27歳(男性)

 浄化師(じょうかし)と呼ばれる、怨霊の封印と弱体化を扱える術者。誠一達と行動している為に彼も異世界へと召喚される。ゆきと同じ読書と言う趣味もあり、ライトノベルやWEB小説を読んでいたので魔法についての理解は早い。


 特殊な力を扱うからは、彼の使える魔法は聖属性。

 武彦と同様に、麗奈とユリウスの仲を応援し彼女のアドバイスなど送っている。柱を調べたり、ラーグルング国に収められている古書を読み漁る。



九尾(きゅうび)(推定年齢、約1000年ほど、男性)

 誠一の霊獣で赤毛の狐。人に化ける事が得意であり、ときに青年姿へと変わる。殆どは狐として行動しており、麗奈の着替えを覗き見していた。彼等は異世界で、精霊として扱われる為か魔法を扱えない人でも見えている状態。

 雷が得意。



(きよ)(推定年齢、約1000年ほど、女性)

 武彦の霊獣、白い毛の狐。九尾によって生み出された子供。人に化けた時、美しい女性になったり、子供の姿になったりと場にあわせている。麗奈と仲が良い九尾に嫉妬し、口喧嘩をしたり攻撃したりは日常的になっている。

 この異世界で、自由に過ごし今ではイーナスに和菓子をすすめたり、新作を渡している。

 炎が得意、幻術を用いる。



風魔(ふうま)(推定年齢不明、男性)

 ラーグルング国の北の柱で封印されていたが、試験の時に麗奈が触れた事で契約し霊獣となる。2メートル程の体の大きい白い犬だが、清と同じく調整が出来る。(ほとんどは子犬の状態)

 九尾、清の人になるのを見て自身でも編み出す。子供の姿、青年の姿で麗奈のサポートをする。主である麗奈が好きであり、構ってくれないとよく拗ねる。

 攻撃、結界を扱い攻守のバランスに優れている。



~ラーグルング国~


・ユリウス・アクリス、18歳(男性)

 黒髪に紅い瞳。王族の1人であり、兄の代わりとして宰相と共に国を立て直す。その働きから、騎士団達からは恐れられていた。父親が亡くなった呪いを、身に受けており国外に出ようとすれば反動で動けなくなる。

 現在、魔王であるランセにより軽減されており、国外に出る事が多少なりとも叶った。麗奈の「死なせない」と言う言葉を信じ、彼女達に呪いの解明をして貰っている。

 扱える魔法は闇。



・イーナス・フェルグ、28歳(男性)

 銀髪に金色の瞳。優し気な雰囲気だが、元暗殺者。ユリウスの兄であるヘルスの命を狙ったが逆に返り討ちにされ、彼にここに居ろと言われる。そのまま、宰相としての地位を丸投げされた苦労人。

 麗奈の持つ陰陽術を見て、戦力になると判断し試験を無理に受けさせた。

 その後、異世界人である彼女達の保護者的立場を使い、何かと庇う。

 扱える魔法は雷であり、剣術にも優れている。



・リーグ、15歳(男性)

 緑色の髪に、同色の瞳。元気いっぱいの最年少の騎士団長。

 世話をするというユリウスを気に入るが、イーナスは気に入らない態度をとる。

 なにかと注意するヤクルを嫌い、副団長のリーナを気に入るという好き嫌いが激しい。魔力量が多く、その力も凄まじい。その正体は、魔女との間に生まれた禁忌の子供と呼ばれ魔法を身に付ければ呪いで命を落とす筈だった。

 ゆきの古代魔法に助けられ、ランセによって呪いを完全に消し去り自身の居場所を再確認。

 年相応の人懐っこさもあり、イーナスに対して少しだけ素直になった。キールとは従兄弟であると知り、動揺か隠せない。

 ユリウスと麗奈の仲を応援し、けしかけた張本人。

 扱える魔法は風。

 


・リーナ・アクトル、18歳(男性)

 オレンジ色の髪に、同色の瞳。オロオロとしていたが、そう言う設定であり本来は冷徹な性格。

 リーグの所属する騎士団の副団長を務め、ユリウス、ヤクルトは幼馴染み。

 家柄の関係上、王族に限らず貴族での裏切者の始末をしている。外から来たイーナス、リーグもその対象だが彼にその気はない。

 リーグと同じく、ユリウスと麗奈の仲を応援している1人。

 扱える魔法は影。ランセに教わり、その攻撃範囲を広げる事に成功した。



・ヤクル・ウリス、18歳(男性)

 紅い髪に、少し濃い紅色の瞳。真面目であるが、どこか抜けている。

 ユリウス、リーナの幼馴染であるが他に友達は作った事がない。ゆきと麗奈の2人を最初の友達として接していく内に、ゆきの事が気になり始める。

 見回りで麗奈と組むことが多く、ユリウスからは信頼されている。

 呪いに苦しんでいるユリウスに気付かず、悔しさを滲ませるも今は麗奈に託して、自分に出来る事を探している。

 扱える魔法は炎。



・ラウル・レーベル、24歳。(男性)

 髪を短く切りそろえた水色の髪、濃い水色の瞳の男性。

 ヤクルが団長と務める騎士団の副団長。

 がっしりとした体格と髪の色も相まって、冷たい雰囲気を醸し出していた。召喚された2人の内、麗奈の見張りをイーナスに任された事で関わるようになる。

 その後、危なっかしいという理由で麗奈に構う事が多くなる。そう言った経緯もあり、麗奈の騎士として忠誠を立てる。

 姉のイールから、裁縫、掃除、料理といったスキルを叩き込まれ、その腕はプロ級。(基本的に年上には逆らわない)

 扱える魔法は、氷。



・セクト・レーベル、27歳(男性)

 白い髪に濃い水色の瞳。ラウルの兄であり、弟とは性格が真逆。

 常にだらけた態度をし、真面目な弟と違って仕事をサボりがち。書類仕事をしただけで、嵐が来るのでは?と言われる程。(麗奈とゆきが来てから、やるようになる)

 仕事でないときは、非常にくだけた態度になり麗奈とゆきに対して構い倒す。テンションが違うので、単純に仕事が嫌いなだけ。王族の呪いを知っていた人物。

 扱える魔法は水。

 攻撃、守り、治癒とバランスに優れた上、騎士でありながら後方支援も出来る。



・イール・レーベル、26歳(女性)

 長髪の水色の髪、薄い水色の瞳。ラウルの姉、セクトの妹だが殆ど兄の管理を務める副団長。

 団長としての仕事をしながら、きっちりと報告も行うので仕事は真面目。麗奈とゆきを妹の様に可愛がるので、イーナスのやり方に憤りを覚える事もある。

 あとから来た清とは、取り合いを始めるも意気投合。おしゃれに気を使い、麗奈に教えようとするも必ず逃げられる。

 扱える魔法は水。

 兄と違い、治癒や状態異常、強化を行う完全な後方支援型。



・ベール・ラグレス、27歳(男性)

 深緑の瞳に同じ色の長髪を1つ結びにしている。眼鏡をかけ、騎士団の中で大剣を扱う。王族の呪いについて知っていた1人。

 殆どの事に興味もなく、淡々と仕事をしている中で麗奈とゆきが召喚される場面を見た。反応が面白い麗奈に関わり、段々と表情が豊かになる。

 親友のセクトがその反応に驚き、戸惑いを覚える程の変化。

 扱える魔法は風、聖属性の魔法。



・フィル・ラグレス、24歳(女性)

 薄ピンク色と深緑の瞳を持ち、ほとんど表情が動かなさない。

 最初にリーグの副騎士団長を務めた時期があり、リーナが見張りと評して副団長を代わった。兄の副騎士団長として勤めも、団長としての仕事も行っている。

 同性のイールとよく話し、互いの屋敷にも行き来する位に仲が良い。無理をしがちな麗奈とゆきに注意しつつ、リーグの事も気に掛けている。

 兄にはとことん冷たく、どうでもいいと言いつつも内心では気にする。

 扱える魔法は風、聖属性の魔法。

 弓矢での後方支援をしつつ、腰に下げた剣で対応する騎士。

 

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