表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
逢いたいが情、見たいが病。  作者: 七瀬 海亜
3/4

あなたの夢 愛執



・・・また、あなたの夢を見た。



夢など、唯のまやかしでしかないのに。




あなたの夢を見たらまた今夜も期待してしまう。






恋って、麻薬ね。



触れば見を滅ぼすと解っている。其れでも手を伸ばす。


相手が遠ければ遠いほど、想いは募っていく。





其れでも、人間は恋に落ちる。





夢の中のあなたは只、其処に佇んでいるだけ。


けれどもそれが、愛おしい。




本物リアルのあなたは、何時も私の遠くにいる。


だからこそ私の恋慕は大きく、黒く腐っていく。




夢ならば、覚めないで。



このぬるま湯のような世界で何時までも揺蕩たゆたっていたい。






___朝日が天鵞絨ビロードの隙間を通り抜ける。










嗚呼、今日も憎らしい朝が来た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ