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蓮華 1  作者: 七草 ななみ
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後悔の前触れ

れいなのお母さんの声が少し震えていた。


僕はこの時、体が一瞬震えた。


目を丸くして、五感がさえたみたいに、

体の神経がとがるのを感じた。


なにか、あったのかな…


次の日の学校。彼女はいた。

マリゴールドの綺麗な髪。おしとやかで清楚なあのにおい。


本当に発表会だったのかな?


疑ってた自分に疑問をもった


彼女と目が合った。

「あっ!おはよー!」

「おはよ…」

「昨日はごめんね。わざわざ家まで来てくれたって聞いて。」

「あー、べつに平気。」



…………?


あれ?インターホンで会話した時に僕の名前教えたっけ?


…まいっか。



この時の僕は安易すぎた。


何故もっと疑わなかったのか。

何故お母さんの声が震えていたのか。

何故平日にピアノの発表会があるのか。



もっと確認しておけばよかったのにー…

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