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蓮華 1  作者: 七草 ななみ
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独り

「どうしたいのか」って聞かれるとよく分からない。

結局僕は何がしたかったんだろう?


図星を当てられたみたいに僕は苦笑いして、

「何したいんだろな?」

といった。

でも、この声は、話してる僕にも分かるくらい、震えていた。


その日、家に帰ると、僕は必死に考えた。

どうしたいのか。どうすればいいのか。

迷って迷って、いつの間にか涙がこみあげていた。


苦しかった、かなしかった。

独りでも大丈夫。独りで戦う覚悟なんてできてる。そう、思ってた。


でも結局はなんの覚悟もなかった。

「独りは怖い、嫌だ!」


この日、はっきりそれを感じた。


次の日、僕は彼女に、昨日帰ってから考えた事をすべてはなした。


そしたら彼女はこういった。



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