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蓮華 1  作者: 七草 ななみ
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悩み

少し迷った。ぼくの「友達」の事。ぼくが今どう思っているのか。伝えてなんの得にもならないのなら言わなくていい。

そんなかっこ悪い事したくない。


こころのどこかでそう思ってた。


でも、彼女が、れいなが見る瞳に僕は恋をした。


れいなになら言ってもいい。きっと、得になるだろう。


「実は隣のクラスのやつと昔から仲良くて、でも最近妙に怪しいってゆーか、言い訳がまわりくどくて、どうしていいかわかんないんだよ…嫌われたくないし、どう思ってるかなんて聞けないし…」


この後色々打ち明けたが何を言ったのか自分でもよくわかっていない。


でもひとつだけ覚えている。

彼女は、ずっと僕の目を見ていた。一度もそらさずに。


僕がいい終わり、彼女はそっと目をつむり

また、そっと目を開けた瞬間、こういった。


「君はどうしたいの?」


不意をつかれたように、僕は何も言えなかった。


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