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雄大な愚人  作者: 簿屯論
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精一杯生きる。楽しく生きる。悔いなく生きる。

人間はなんであれ生きる為の揺るぎない気持ちを持つものだ。しかし、それらに意味を持たせる事など到底できるものではない、なぜならそれは神の仕事だからだ。人は、生き物とはただ生きるだけしかできない。たとえどんなに優秀で名声を得ることができようとも、本質的にはその他の生物と変わらず、生きる事がまず第一である。

そして、生きる為に必要なものはたくさんあるが、一番必要であり、かつ一番弊害となるのが死である。生きる事と死ぬことは同義であり、対極で無ければならない。生きたければ死を受け入れなければならない。生きることは単体の生き物にとっては直線でしかない、最初の方はすぶとく、雄大な道のような線はであり、それを伸ばして伸ばして生きているのだ、後ろの方の線は蜘蛛の糸のように細く、繊細になっているだろう。

そして、その線をどう使うのかは個人の裁量にかかっているのだ、細く伸ばして賢く、精密に生きたり、何も考えずにくだらなく、雄大に死んだり。

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