ひとが交差点に名前をつけるのは
掲載日:2026/05/19
信号機にかいてありますね。
ひとが交差点に名前をつけるのは
それが他の道へと
歩むさきを変える機会だから
交わりをもたなくとも
あるいはいくつかの分岐こそ
待っているのかもしれないけれど
いま征く道を捨てて全く他の道へと
歩む先を変える機会は限られていて
逃してはならぬのだと
識っているから
ひとが交差点に名前をつけるのは
それが他の道を歩む者と
出逢える機会だから
交わりをもたなくとも
もちろん同じ道を征く者との
出逢いや別れを経ることはできようが
これまでちがう道を歩んできた者との
出逢いの機会は限られていて
逃しては損だと
識っているから
ひとは交差点に名前をつけるのだ
道路の「○号線」より、よっぽどわかりやすい。












