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ほんの少しの下心が俺の人生を破滅への付き進めていく!

作者: 七瀬






ほんの少しの下心が俺の人生を破滅への付き進めていく!



俺は今まで、彼女ができた時も“浮気もした事がない男だ!”

それは好きな女の子ができた時もそうだよ!

今は奥さんと子供も居て、とっても幸せな生活を送っている。



・・・この時までは?

ある日、会社の同僚に“仕事が終わったら少し付き合ってくれないか?”

と俺は言われ、仕事が終わったあと彼に着いて行ったら?


彼が俺を連れて来た場所は?

“高級クラブ”で華やかな女性達がキレイなドレスを纏って、お客さんを

待っているようなお店だった。

俺には全く! 縁のない場所だと思っていたが、店の中に入ると一瞬で

ハマってしまった!

そのお店で働いている女性達は皆、キレイで俺の心も躍らされる。



『あら、太野クン? 新しい男性を連れて来てくれたの?』

『まあね、新しいお客さんが来てくれて嬉しいだろう。』

『勿論よ! でも可愛らしい男性ひとね!』

『オレより二つも上なんだよ! ねえ、カズマさん!』

『あら? カズマ君って言うの? 私の弟も葛馬って言うのよ!』

『・・・あぁ、そうなんですか、』

『あらあら? 硬いわね! お酒でも飲んだら少しはリラックスできる

んじゃないの? じゃあ、さあさあ~飲みましょう!』

【カンパーイ!】

『くーう、旨いねぇ~』

『こんなに美味しいビール! 久々だな。』

『“それで、カズマ君は独身なの?”』

『・・・い、いや? 奥さんと子供が居ます。』

『別にいいのよ、私だって結婚してるんですもの!』

『そ、そうなんですか? じゃあ、同じですね!』

『“同じじゃないわよ、もうじき私は旦那とは別れるわ!”』

『・・・な、なんでですか?』

『“相性が合わないのよね!”』

『・・・あぁ、』






・・・俺はこの日から、“完全にこのお店にハマってしまった!”

最初のうちは、同僚の彼も一緒にお店に行っていたのだが、そのうち

一人でもお店に行くようになる!

“こんな世界があるなんて、俺の想像を超えているよ!”



そして俺は一人の、ホステスさんにド・ハマりしたんだ!

その女性ひとは? “俺が初めて来たときに俺の隣に座ってくれた、

あの女性ひとだ!”

旦那さんとはもう直ぐ別れるとか言っていたが、あれからどうなったのだろう?

その事を、彼女に聞いても“なかなか別れられないのよね”と言うばかりで、

彼女は一向に、旦那と別れない!

それなら、彼女に俺が協力すると言うと、、、?

彼女は仕事以外の日でも、俺と会ってくれるようになる!




・・・そうなると? 俺と彼女はあっという間に、“体の関係も持つように!”

こんな事は何もかも初めてで、“俺は嫁に罪悪感を感じ始めていたが、”




『ねえ? 今日も残業?』

『・・・ま、まあね、』

『大変ね、お仕事頑張ってね!』

『・・・ううん、』





俺は仕事が終わると? 直ぐに彼女と待ち合わせをして○○ホテルに

二人で行く仲に......。

もういつ奥さんに見つかってもおかしくない所まで来ていた!

それでも俺は彼女を諦めきれない!

“お互い結婚して家庭があっても” この関係をやめられないんだ!



『ねえ? 奥さんとはいつしたの?』

『何が?』

『“アレよ!”』

『ああ、ここ数カ月してないな!』

『本当!? 嬉しい!』

『なに、喜んでんだよ。』

『“直ぐに旦那とは別れるわ! だから貴方も奥さんと別れてね!”』

『うん。』

『“約束よ!”』

『分かった、約束だ!』





俺は彼女にどんどんのめり込んでいく!

もう彼女なしでは生きいけない!

例え? 妻や子供と別れて暮らす事になったとしても、

俺は絶対に後悔しないだろう!


“こんなにのめり込むほど好きになった女性は彼女だけなんだから!”


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] これは 恐ろしい落とし穴ですね(*_*)
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