最初からクライマックス/プロローグ その2!
急に長くなったって?
仕様です。
説明文臭いって?
仕様です。
つまらないって?
仕様では無くバクなので報告して下さい。(反骨精神)
ボスの間
「おぉうこれがラスボスか…最初から全200階とか指示されてたからかなりマイペースにやって来たけどやっぱり感慨深いぜ…」
実際ここまで来るのに時間が掛かった、メッチャ時間が掛かった、紙おむつだって何回も買ってきた!途中店員さんから変な目でも見られたりもした!ただ欲しい装備の為に何匹も鳥を〆てきた!大丈夫!俺なら出来る!
そう思い目の前を見る、ほほぅ相手はドラゴンですか…やっぱり最後はドラゴンかぁ…よっしゃ!俄然やる気が出て来たわ!
さぁ!かかって来い!
『グギュララオォォン!!!』
「ふっ、こっちから行かせて貰うぜドラゴン!」
俺は最初からかっ飛ばしていった、どうせ最後なので出し惜しみは無しである、ぶっぱなす!
「必殺!龍滅唐竹割り!」
『攻撃スキル龍滅唐竹割り発動、龍に対してとてつもない特攻ダメージを与えます』
『グキャ!?』
この技は俺が最初から愛用していた特攻技である、何故か最初の頃に偶然手に入れる事が出来た眉唾物の代物である。
名の通り龍特攻がある上精神力、まぁ簡単に言えばMPの消費が少なく龍狩りではとても重宝していた1品である
「ちっ!身に入ったのに入りが浅い、やっぱりラスボスなだけは有るぜ!だが!」
『グキャララ!』
「しまっ!?」
その時、ドラゴンの爪攻撃が俺の体に鋭く刺さる、その痛みは
ドラゴンのやべえ膂力もあってか尋常では普通なら即死であるくらいとても痛い、つ まり激痛である
「痛ってぇなおい!だがもう慣れた!この程度では倒れんぞ!」
『グキャ!!』
「アベシッ!?」
しかし俺は心臓ごと体を龍腕でぶち抜かれた、まぁ即死である。
はは…俺の冒険譚もここで終わりかよ…まぁ悔いはない…
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突然だがここで装備厳選の意味を教えよう
このダンジョンでは魔物を倒すとごく稀に装備を落とすことが有る、これはボス含む全ての敵が共通してもっている、要は全てのモンスターから装備品が落ちるのである
そしてそれらは防具毎にそれぞれ効果が違い、多種多様な効果を秘めている
そしてこのダンジョンでは防具事にオプションとして追加効果が付く
そしてそのオプション効果は装備毎に毎回異なり無限の組み合わせが出来る
そう、そしてそのオプションの中には人の死の概念すらも覆すとんでもない物もあるので有る…
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『不死鳥の鎧の効果発動、1日に1度だけどんな損傷状況であっても瀕死状態で復活します』
『背水の指輪の効果発動、追いつめられた時のみ力を上昇させます』
『天狗の下駄靴の効果発動、その戦闘中に限り1度だけ僅かな時間のみ速さを大きく上昇させます』
『風化されぬ永遠の白剣の効果発動、一定以上の肉体的損傷が見られた場合に限りその力をとても大きく上昇させます』
『アクティブスキルスキル背水の陣発動、瀕死の時のみ守りを捨てて力を上昇させます』
『アクティブスキル不退の構え発動、その戦闘中回復出来なくなる代わりに力をとても大きく上昇させます』
『特殊スキル亡者の執念発動、1度死から蘇った場合のみその力を大きく上昇させます』
『特殊スキル龍への復讐発動、龍に殺された時に限り相手の弱点位置を強調強調表示します』
『特殊スキル明鏡止水発動、追い詰められた時に限り1日に1度だけその身に降りかかった状態異常を全て完全に解除します』
『特殊スキル剛腕の心得発動、力の上昇効果が5つ以上一度に発動した時に限り力を大きく上昇させます』
何て言うと思ったか!どれだけこっちも厳選に苦労したと思ってるだ!
ドラゴンは完全に殺したと思っていたので困惑している、だがそれも
俺が何故装備を厳選していたかと言うと死にスキルだった剛腕の心得を発動する為である、バフスキルとか覚えて無いのに習得しちゃったので絶望していたがそれでも挫けずに今まで頑張ってきた
例えば背水装備を超低確率で落とす背水小僧を幾千も狩り、更に基本完全回復効果のオプションが付く不死鳥装備でその更にしたの幻とされる最低オプションである瀕死回復を獲得する為に赤い鳥を何千回と地に落し、武器も発動が容易く強力な攻撃力アップのオプションの為に聖騎士((笑))を何万回もシバキ倒したりと色々と大変だった!
だが、それもここまでである!さぁ、寂しくなるがこれで終わらせよう…
「すまねぇがドラゴン!アンタの大技を出させる前に倒させて貰うぜ!『最後の一撃』!」
『攻撃スキル最後の一撃発動、一撃のみであるがその力をとても大きく上昇させますが攻撃終了後5分間行動不能になります』
「『ファイアエンチャント』!『ウィンドエンチャント』!『ロックエンチャント』!『サンダーエンチャント』!『ホーリーエンチャント』!『ダークエンチャント』!」
『補助スキルファイアエンチャント発動、炎属性を付与します』
『補助スキルウィンドエンチャント発動、風属性を付与します』
『補助スキルロックエンチャント発動、岩属性を付与します』
『補助スキルサンダーエンチャント発動、雷属性を付与します』
『補助スキルホーリーエンチャント発動、聖属性を付与します』
『補助スキルダークエンチャント発動、闇属性を付与します』
『特殊スキル全部のせ発動、全属性の付与をした時のみに限り武器のリーチが長くなり刀身が虹色に輝きます』
そんな訳で最高の一撃の為に色々積み込みしてるがそれを見逃すラスボスでは無い、そのドラゴンとしての勝負勘と生存本能がその技を使われると不味いと思ったのだろう、俺を殺しに全力で喰らいに来たのだろうがもう遅い!
『グキャァ!!!』
「食える物なら食ってみな!」
『グキャ!?』
『不沈の黄金兜の効果発動、致命傷となりうる攻撃から1度だけ守ってくれます、但しこの効果の優先度はいちばん低い』
「さぁフィナーレだ!オリジナル必殺技!『無職の一太刀』!」
『オリジナルスキル無職の一太刀発動、全ての精神力をこの一撃に注ぎ込む代わりに一振で絶大な威力を発揮する』
「いっけぇぇ!!」
『グ、キャン!??』
そして俺の一撃があのドラゴンの皮膚から身に掛けて一刀両断して物の見事に真っ二つに叩ききれた
そしてそのドラゴンは
消失してアイテムだけがそこに残った
『ダンジョンの主である龍魔王ドラグニスを撃破しました、おめでとうございます』
「やった……!やったぁ!!いよっしゃあぁぁぁ!!!」
遂に、遂に完全クリア!これで俺も満足したしこの場所の事教えるかなぁ…そろそろ1人だと寂しかったし、何時かは友達と一緒に潜りたかったし!
アイツ中学校生活の時から会ってねぇんだよなぁ…元気にしてっかなぁ…
……っとと、いけないいけない、話が逸れちゃったよ、取り敢えずとっとと先進むか!
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今回ゲーム的描写が目立ったけど特に意味は無いよ、うん。
ただ明確な数値を出していないのは面倒だからってのも有るけど数字いちいち入力するのが面倒くらいので基本方針はこんな感じです!許して!(ドロン!)