『いつかの誕生日まで』
彼女はいつも、母のように頼りになり、どんな人に対しても、マザー・テレサのような無償の愛で優しく包み込んでいる。身長は周りよりも高く、みんなをいつも、月のように穏やかな表情で見守っている。
彼女はいつも、兄弟のように親しみやすく、どんな人に対しても、心をすべて染めるように寄り添い、何でも言える存在であり続ける。身長は周りと大差なく、みんなにいつも、太陽のように明るい気を均等に配っている。
彼女たちは似ているようで、似ていない。
彼女たちをそれぞれ、“月”と“太陽”とする。
月はいつもすぐ行動する。やりたいことがあれば、まずやる。
すると予定はいつも窮屈そうにしているが、月は計画を愛している。
太陽はいつもじっくり考える。やりたいことがあっても、あらゆる方向から、細かく分析する。すると予定はいつも退屈そうにしているが、太陽は自由を愛している。
「違ったっていいんだ。」
「違って当然だ。」
月は月であり、太陽は太陽である。それぞれに良いところがあり、悪いところがある。
月日はライバルであり、以心伝心の友だ。
無情に過ぎる時に、戸惑い、嘆き、届くことのないアンコールをしながらも、
月日が祝われることを祈って、今を精一杯、生きている。
二人は空に希望を抱いている。空にいるとき、輝いている。
二人がお互いの姿を確認できないとき、思う。
「きっとどこかで頑張っているのだろう。」と。
お互いの気を知るからこそ、お互いに頑張るのである。
お互いに空で、
お互いの輝きで、
二人が存在することを目指して、頑張ると誓ったから。
二人揃って、肩を並べて。
空で輝きながら、こう言って、祝杯をあげよう。
「お誕生日、おめでとう!」




