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先生の  作者: なこ⊂( ˆoˆ )⊃
1/7

先生の 1

回覧ありがとうございます!!!

初投稿で緊張しております!!!!!

柴田淘汰32歳、独身。

何回か近くの学校を転々としてきたが、

今はこの瀬田高校で働いている。


七瀬「先生。」


呼び止められて振り向くと

たった今授業を終えてきたクラスの生徒、

七瀬利己さんだった。


七瀬「お忙しいところ恐れ入ります。

   2組の明日の国語の準備物を

お伺いしたいのですが、

   お時間よろしいでしょうか?」


と、馬鹿丁寧な言葉で話しかけられる。

もっともこの子に対して馬鹿なんて言葉を使うと

他の先生に怒られてしまいそうなのだが


柴田「いいよ。明日は―」


七瀬「ありがとうございます。

クラスにお伝えさせていただきます。」


ぺこりと頭をさげられる。


柴田「いーえ。クラスの係も毎回大変だね。」


七瀬さんは二秒ほど考えてから


七瀬「委員会に入るよりは楽ですので。」


と冷静に言った。


どれか教科を決めて、

毎回次の準備物を聞きにいかないといけない係と、

それぞれ面倒な仕事があるうえに

月1で放課後の集会に行かなければならない委員会。


この学校では、というかどこの学校でもそうだが

どちらかには所属するよう義務付けられている。



それもそうだね

なんて適当に相槌を打って去ろうとすると


「明日ほしまるスーパーで朝の特売があるんです。

ご存知ですか?」


なんて一転した話を投げかけられた。


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