プロローグ
初めまして!これから連載していくつもりなので宜しくお願いします
高校1年の夏、僕はプールにいた、ただ昼間ではなく夜のプールだ周りには5人の男子高校生がいる
何故こんな所にいるのかは簡単な質問だ・・・
僕をイジメル為だ
「 今日は何して遊ぶ?」
体の大きなボス的な奴が笑いながら周りに聞く、もちろん僕以外の4人にだ
「今日はとりあえず江戸時代の水責め拷問とかどっすか?」
いつもボスの隣にいる小柄でズル賢そうな男がボスに提案する、この二人は分かりやすく言えば某マンガの、ガキ大将と子分みたいな関係だ非常にムカつく
「それ面白そうだな!死なない程度に遊んでやろうぜ‼」ボスが高笑いしながら僕に近づいてきてガムテープで僕の手首をグルグル巻きにし始めた
僕は何も抵抗せず自分の手首が巻かれるのをじっとみていた、その時考えてたのは
足が自由なら少し苦しむだろうが、まぁ死なないだろう・・・だった
「よし‼できた‼そんじゃ閻魔様に宜しくな!!」
ドカ‼
ボスは僕を勢い良く蹴っ飛ばした
バシャーン‼
夏とは言えやっぱり夜の水は冷たいな・・・ってか息苦しい・・・
僕は呼吸をしようと必死に足だけで這い上がろうとした、このプールは以外に底が深くとてもじゃないが足だけで這い上がるのはかなり辛い、バシャバシャと足掻く僕をみて笑いながら見下してる5人がみえる・・・悔しいな・・・苦しいな・・・いっそうこのまま死んでコイツら全員呪い殺してやろうか、そんな事考えながら体力が続く限り足掻き続けた
「やっべぇ‼まじめコイツ面白いわ‼まるでエビみたいに体くねくねして足掻いてる‼ウケる!」
「やっぱり馬鹿イジメるの楽しい‼」
「同感たなアハハハハ‼」
色んな声が聞こえてくる僕って奴は本当に馬鹿な奴だな・・・もう体力の限界だ・・・
ブクブク・・・ブク・・ブク・・・
僕は体が動かなくなり水中に吸い込まれるように沈んでいった・・・コイツら僕を助けないのか・・・苦しい・・・僕の意識は消えていった・・・
次からが本番みたいな感じです宜しくお願いします