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令和の海援隊  作者: 藤木秀哉
雌伏の10年間
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辞めた訳

ボクは、とある中央省庁で25年間勤務して、自己都合で依願退職して、今年の4月2日で早いもので、満10年になる。この10年間、国家公務員がいかに優遇された職業であるかを悟った。ある先輩は、仏様の手のひらの上にいるようなものなんだから、自分から、そこから落ちるのは馬鹿げていると何度も、ボクを慰留してくれた。今から思えば、その通りだと思う。ボクがなぜ退職を決意したか?小学生並のイタズラをされたからである。ある日、トイレから自席に戻ると、ボクのパソコンになにやら貼り紙がしてあった。パソコンで打った文字で、「藤木秀爺の席」て書いてあった。ボクは、激怒してその紙を破り捨てると、旧知の仲の課のNo.2の席に向かった。

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