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14 事件


 町外れの小さな一軒家、ここがサラミさんのお宅。


 煙突から煙が立ち昇っているし、ご在宅みたいですね。



『変だよ、広範囲『探査』では家の中に人の反応は無いのに』


 おっと、ちょっと待って。



 ふむ、確かに俺の広範囲『鑑定』でも、反応全く無し。


 はるばる旅してきた1件目で、いきなり事件性アリの大当たりですか、これ。



 煙が登ってるのに家の中には誰もいないってことは、


 もしかして誘拐犯による犯行が起きたばかりの現場ってことですよね。


 それに煙ってことは何か燃えてる最中だし、


 司法省の鑑識が来るまでのんびり待ってる場合じゃ無いでしょ。



「建物全体に、侵入阻害結界などの複数の強固な結界が張り巡らされています」

「唯一の出入口である玄関には、一流の宿で使われているもの以上に堅牢強固な扉」

「その扉も複数の錠で施錠されております」

「解錠するので、少しお時間いただけませんか」


 いや、急いだ方がよさそうです。


 マーリエラさんには悪いけど、速攻の強行突破で。



『じゃあ、今すぐヤッちゃう?』


 オッケー、アンチさん。


 思いっきりヤッちゃてくださいっ。



 乙女モードのアンチさんの身体がちょっとだけ膨らんで……



 ドカンッ



 ヨシッ、分厚い扉もブチ破る必殺の"乙女"パンチ、


 相変わらずスゲェな、アンチさんの『メタルっぽいスライム』パワー。



 おっと、見惚れてる場合じゃない、


 それじゃ、突入!



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