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第46話 いつまでも乙女

大変長らくお待たせしてしまい、楽しみに待ってくださった皆様、申し訳ありませんでした。

とても、心配かけてしまいました…。本当にゴメンなさい。

プライベートなことですが予想外の事が多々あり、投稿が遅くなりました。

今は落ち着いてきたので今後、以前のようなペースで書けるように頑張りますね。

テンさんとレツさんの期待にプレッシャーを感じたが、美味しいものを食べる楽しみがふえるのは良い事だ。

個人的には、どうせ食べるならどちらも欲張って食べたいとは思うしね。

テンさんの好みそうなプリンアラモードを思い浮かべる。レトロモダンで品のあるものが良いだろう。飾り切りのリンゴやメロンにスワンの形のシュークリームを添えてエレガントな仕上がりを想像する。

『そうです!! こう言うのを私は期待していたのですよ!!!! 人が作り出す物は、私にとっては芸術作品と変わらぬ美しさですので、ワクワクしますよ。口のなかに入れて消してしまうのが惜しいですが、1秒でも早く食べたいし独り占めしたいぐらい美味しそうですね。時雨さん、本当にセンスがありますねぇ!!!! 』

弾むような、早口でテンさんの声が響く。

続いて、もう1つのとろプルなプリンアラモードは果物を散らしたふんわりしたシフォンパンケーキがついている物を思い浮かべる。付け合わせにマカロンやカヌレ、マドレーヌも思い浮かべたが、まだこちらの職人さんには難しいかもしれないので今回はやめておいた。

少しでも、新しく感じて尚且つ手軽にアレンジして作れるようになって欲しいと期待をこめた。

ハチミツやメープルシロップに似た蜜はあるようなので普通のパンケーキであっても美味しく作れるようになると思う。

『時雨さん、最高です!!!!!! 職人達もこれならば、あきらめる事なくアレンジしてくれそうですね。只、とろプルなプリンは研究が必要でしょうけどテンのこだわりプリンアラモードに比べれば真似してくれそうですよねぇ。』

レツさんは、いつもの7割増の笑顔になってニコニコでいる。

これで決定で良いのかな?

古典的なプリンアラモードとアレンジ可能なプリンアラモードを細部まで細かく思い浮んかべる。味や食感瑞々しいさも忘れずに!!


『それでは、二つとも再現しますよ!!!!!! せーのっ!!!! 』

テンさんとレツさんの神様のこだわりが集結したプリンアラモードが輝きを放ちながら皆の目の前に現れた。


いやいや、テンさんいきなり持ち込みはまずいよ…。

お店に許可も貰ってないし…どうするんだコレ。

『レツが、「パティシエ自身が許可を出した」という偽の記憶を入れ込みましたから大丈夫ですよ。皆さんにはサプライズという事にしましょう。』

テンさんの荒業やレツさんの記憶操作でいけるんならいいか。

目の前に、今まで出会った事の無い華やかで雅なプリンアラモード二種類が現れたので女性達は勿論だが、クールビューティーなカレンさんも、驚きながらも蕩けるような笑みを浮かべている。

ザイさんはと言うと、カレンさんの笑みで顔がリンゴのように真っ赤になり口をポカンと空けてみとれている。

スーザさんの瞳が物凄く、キラキラしている。少女と言うか……まるで乙女のようだ。

「なんだいっ!!?? こんな贅沢で美しい菓子みたことがないよっ???? タッカに見せてあげたかったねえ。 あの人のことだから喜んで踊りだすだろうよ!!!!!! 」

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