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第44話 正確に??

口直しに別のメニューを頼むことにした。

プディングと書かれているので、おそらくプリンだろうと思い頼んでみたがなぜか固すぎるベイクドチーズケーキもどきが出てくる。

『うあああああっっっ!!!!!!!!!!! 』

『違~うっっっ!!!!!』

頭の中に神様二人の苦痛の叫びが響く。

『時雨さん、時雨さん!! このお菓子なんとかなりませんか?? 限界なんですが!! 知らないからパティシエに罪はないんですが……ドヤ顔にイラついてしまいまして。』

『私もです!! 本当に、心から楽しみにしていたんですよっ!! 砂糖とお菓子の暴力です!! 皆さんが幸せそうにしているから尚更不憫で仕方ないんです!! 』

『『協力してくださいっ!!!!!! 』』

悲痛な訴えもつらいが味もつらい。仕方がないので

お二人に協力する事にした。

『具体的にどうします?? ここの店の職人にレシピを伝えますか?? 』

レツさんとテンさんに伝えるが、乗り気ではない様子。

『時雨さん、プリン作って下さいよ。テンの星で食べたあの果物モリモリ入った雅なのです。テンはわかるでしょ!! 』

モリモリ?? 何だろう。食べたことあるかなあ?? テンさんを見ると思い浮かんだようで、嬉しそうに声が頭に響く。

『ああ、あれですよ!! 名前は…たしかプリンアラモードですね。大丈夫ですよね、時雨さんなら簡単に作れます!! 』

美味しいよね、キレイだし。まったく作ったことないけど。無茶苦茶言うなぁ…。

頭の中に思い浮かべはしたが作れる自信はまったくない。

飾り切りとかも結構難しいしなぁ。

『とりあえず時雨さんは、本来のメニューの味と形食感を正確に思い浮かべて下さい。それを今回はレツと私が具現化しますから。』

思い浮かべるだけで良いの?? 二人とも凄いな…。

集中して、お菓子を思い浮かべることにした。

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