第42話 ガーラの泉
今年初の投稿になりました。
昨年は定期的に書くことが出来なかったので今年は頑張ります!!
今年も宜しくお願いします!!!!
タッカさん、カレンさんも驚き過ぎて口を開けてポカンとしている。
そりゃね、珍しい一族が二人もいれば驚くよ。
それでも、アベルさんとザイさんは最初は驚いていたが『そんな事もあるよなー!! 』といいながら苦笑いしつつも落ち着いている。意外に豪胆だと驚いた。
「聞きたいことは山程あるけど、話したくなった時で良いよ。経験上、世の中知らない方が良いこともあるからね。」
アベルさんはケタケタ笑いながら、ザイさんの肩をポンとこずいた。ザイさんは、こずかれた肩を払いながら皆を見渡しながら笑った。
「それは、俺も同感だ。知った事で面倒に巻き込まれる事も多かったしな。まあ、大半がこいつの説明のなさが原因だが…。 秘密の無い奴等いないから気にするな!! 」
迷惑かけないためにも伝えるべきと思いこんでいたが、とらわれ過ぎていたのかもしれない。
べき(するべき、こうあるべき等々)を減らしたいと思うきっかけになったかも…。 信頼するって必要だなぁとあらためてかんじる。いつもは、考えもしなかったから良い方向に自分自身変わっていけたら良いなぁ!! こちらの世界の懐の広さに感謝だね。
ふと、視線をあげるとレツさんがそわそわと手を動かしている。
「そろそろ、喉が乾きません?? 是が非でも、スーザさんオススメの『ガーラの泉』の甘いもの食べたいんですからね。 楽しみすぎて朝から運動してお腹空かせてからきたんですよ私!! 」
レツさんの眼がメラメラしている。言葉は素直だけれどもなんだか無性に圧が強い。
「皆がそうだろうよ。『ガーラの泉』は人気だからな。 団体客は勿論だが婚姻前の男女が集う店でもあるから、さすがに私でも1人で入るのは気恥ずかしくて勇気のいる店ではあるな。 」
カレンさんは、腕を組みながらウンウンと頷いている。
「憧れだよね。 あの店で結婚申し込まれると断る女性はいないっていわれてるぐらいだしさ!! あたしはまだ相手もいないし…。 行く機会があるなら行ってみたかったよ。 いいよなぁー。 」
エルザは、満面の笑みで笑った。
相当、皆の期待度の高い店なんだな。ドレスコードとか無いよね??
「うげっ!! 甘いものってあの店で頼むのか?? 俺、あの店苦手なんだよなぁ…。 やたら気取った奴等が多いし…。他の店にしない???? 」
「「「それは、無いっ!!!!!!! 」」」
女性陣がハモったよ……。
うんざりした様子のザイさんを見るかぎり気安く入れる店ではなさそう…。
「美味しいんだけどねぇ…。 僕も付き合いで行ったことあるけど男の立場的に、本命の娘と行きたい店ではあるよねぇ。 頑張った感がでるしさ。」
アベルさんが笑いながら、ザイさんの肩を組んだ。
視線の先にはカレンさんが…。 あっ!!そういうことね。
不機嫌そうに、ザイさんは組まれた肩を払う。まったく、この2人は仲がいいのか悪いのか……。ザイさんはからかわれるのが不服そうだな…。
「私は、皆さんが美味しいと言うお店がいいですね。はて、どんな甘味を頂くことが出来るのか……想像もできませんが、きっと、素晴らしいのでしょうね?? 思い浮かべる事もワクワクして、とっても楽しいですね。」
テンさんはいたってマイペースでニコニコしている。神様メンタルも強しっっ!!




