第34話 お急ぎ便
庭にいると、風が強くなってきた。
「そのまま待った方が良いですよ?? そろそろ、荷物届く頃だと思います。」
レツさんが空を見上げながら話しているが、何も見えない。
テンさんは、上空を見上げて
「上空の結界少しだけゆるめますね。全部は解かなくても問題ないでしょう!! 」
言われてから……40秒後。
ドッカーン!!!
家の庭に隕石が堕ちてきたかと思ったのですが……。
ドラゴンデシタ……。
ソウデス……。
……ドラゴンデシタヨ……。ワタシマチガエテイナイ……。
エェェェェェェェーッ!!
伝説の生き物だよね?? 何で運んでくれてんの?? サイン?? 書くけど、書くけれども!!!
「カイン、今日は配達の仕事、忙しいかしら??」
レツさんとテンさんは顔見知りのようだ。
「いやいや、がはははっ!!! ずいぶんと久しぶりだわぃ。神様方しか、ワシの姿をみて平常心でいることは難しいようだからのぅ。」
とてもドラゴン。
横からみてもドラゴン。
近くから見ても、ドラゴンだ!!!!!
「「「「カッコいいーっ!!!!!!! 」」」」
あまりの出来事に佐東家一同絶叫してしまった!!!!!
テンさんとレツさんは始終笑顔だった。
「がはははっ!!!!!! いやはや、ワシもドラゴン性、生きてきて長いがこんなに喜んで貰えるのは、お主らが初めてだわぃ!!!! 何しろワシが姿を現すと皆、狩ろうとするからのぅ……。お主ら気に入ったぞ!!!! 」
パッと見て怖そうな顔をしているが目が物凄く優しいよー!!!!
「こちらこそ、話ができて嬉しいですー!! カッコいいしー!!! 荷物運んでくれて真面目で優しい、皆の憧れですよ!!!! 狩るなど許せん!!! 力があれば返り討ちにしてやりますよ!!! それにしても贅沢過ぎる!!! お急ぎ便にして良かったぁー!! 」
この出会いはテンションあがるし。生きてて良かったー!!
「すげー!!! カッコいいー!!!!!! カインさん、嫌じゃなければ触れてもいいですか?? 気持ち悪いなら止めます。」
空も嬉しそうだ!!
「うむ、いいぞ!! とはいえ特に面白い物ではないがな?? 」
『空、良かったなー!!』と言いながら幸灯も華も触って見たそう。勿論、私も触りたいよ!!
「カインさん、私達も触って良いですか?? お願いします!! 」
コクリと頷き、『構わんよ?? 』と許可貰いましたー(泣)
「こんなに、喜んで貰えるとは……。予想外ですね……。」
レツさんとテンさんが、若干引いているが仕方ない!! ドラゴンですもの!!!!!!
皆の憧れ生物No.1!! 感動で涙出てきた……。
生き物として綺麗過ぎる!!




