第七話 転生後②
転生後から25万年までの間②などの丸に囲まれた数字を使うつもりです。
一話一話で主人公が何をするかバラバラなので
まず、ホムンクルスと言っても決めなければいけない事が何個もあり、更に知識も必要である。と言うか前世ではそういった物はファンタジーの世界だったので作り方どころか、ホムンクルスがどういう物なのかすら分かってない。イアに相談してどうにかしようと俺は思った。思ってしまった。
あのような地獄が待ち受けているとは思ってなかった。
五ヶ月目
地獄だった。本当に俺はやり遂げた。そう思えるほどの苦行を俺はやったのだ。俺は面倒くさがり屋と言っても他にやることがない、自分が最も興味がある、その様な環境下ならば俺は活性化する様に集中出来るのだ。文章がおかしい?そんな能力元々無いわ!前世でもあまり他人と話した事なんて無いし、ましては説明なんてもってのほかだ!
まぁ簡単に説明するとホムンクルスを創るとイアに話したら、
『マスターは前世でホムンクルスを作ったことがあるのですか?ましては今すぐ出来ますか?MPが持つと思いますか?作るにおいても充分な知識を持っていますか?』
「うっ…無いです…はい………イア様!私めにホムンクルスの知識を付けてください!お願いします!」
『はぁ、何も考えずに作りたいとおっしゃったのですか…後、キャラが崩壊していますよ。まぁ知識を授けることは可能です。授けましょうか?』
「お願いします!シショー!」
『……』
イアがいつものクールさが微妙に消えている気がしないでもないが…いやこの反応は呆れているのか?でも俺はどうしても、ホムンクルスを作らなければいけないのだ!これは男のロマン、俺の夢だったのだ。それを果たさずとてどうするのか!面倒くさがり屋?いやいや俺はやりたい事は何でもどうあってもやり遂げるのだ!
前世は家族や上の物が敷いたレールがどうしても邪魔だったから思ったことが出来なかった…しかもやりたい事もできる状態でも世の中は甘くなかった。そう、時間だ。俺には自由な時間は無かったに等しい。いや、それなりにはあった。矛盾してる?確かにそうだたが、そう誰もが思う生活しかして来なかった。指示された事を適当にやって早めに終わらせたり、やらなければならない時に隠れてサボったり、やりたい放題して、実際時間は作っていた。しかし世の中はまだまだ非情であった。お金だ。何でもかんでもやりたい事は全て金で買わなければいけないものだった。お金が無ければやりたい放題も限界があった。遊具なんて勿論、電子端末を持っていても有料のアプリなんて数多く有り、他人がやっているのを見て面白そうだ、暇潰しになりそうだ、なんて思っても有料だったり、無料アプリでも楽しくやるには課金が必須だったり。ならばプレイしている人の動画を見てやろうとして見ても良い所で広告が入ったり、見れてもあまり面白く感じなかったりした。お金が無くては何も出来なかったしやらせてもらえなかった。働いてお金を稼げばいい?俺の性格を忘れたのか?俺は度を越した面倒くさがり屋なのだよ。
自由なんて事は無かった。
飽きてしまっていた。何しても満足しなかった。人生に疲れていた。
だが今はどうだ!俺は今一人だ!…いやいつでも頼れるパートナー的存在、イア様は居るが……いや非常に有難い存在なのだが…まぁ良い。そう、誰にも指示されず、見張られない、誰にも文句を言われない、非難されない、失望されない、ましてはやらなければいけないことは無い、邪魔されない、やりたい事を出来る時に自由に出来る!
更に言えば、時間なんて無限にある。サボっても何しても期限なんてものは存在しない。だって不老不死なのだから、時間なんていくらでもある。殺されるのは怖いが殺害されても生き返る。何でも出来る。
だから俺は自重しない。
我慢することはしない。確かに前世でも我慢するという事はしなかったかもしれない。だって神に承諾されてるますもの。
だからこの人生は自分のしたい事をしたい時に努力しようと思う。
この世界を楽しもうと思う。
でもイアさん、イアさんそんな量の情報……
頭が可笑しくなるよーやめ、ちょちょちょ待って待って、それを一気に入れるの!?やばいって!
待っててばーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!ノーーーー……………
評価をつけてくれると作者のモチベーションが上がります……多分……
ポイント数が上がると投稿速度が上がるかも………?