第六話 転生からの経緯①
やっと今回から文字数増やせました。
楽しく面白く暇つぶしに見ていってください。
俺は転生した。転生したのだ!これから新しい人生なのだ!
そうして黒川 龍、いやタツ・クロカワは転生した。転生からの生活はダイジェストで紹介しよう。
一日目
最初は何をすればいいのかわからなかった。前の人生はあらゆる人にヒモのようにたかって生活してきたのだサバイバルのさの字もわからない。だがそこで助かったのは神様お手製のイア様だった。
『それではナビゲートを開始します。まず初めに私に意思がある状態と無い状態どちらがいいですか?』
「おおっラノべで見た事あるけど頭の中で喋られるのって違和感あるなぁ。意思があるかないかって言ったらそりゃあるのが一番だよ。無かったら逆に怖いよ」
『分かりました。………意思を確立しました。これからは私、イアがサポートします。マスター宜しくお願いしますね。』
「宜しくね、イア」
そしてイアのサポートにより川の場所が分かって水を飲む事ができ、更に魚まで取れて食べることが出来た。(素材創造により木片やら木の枝などが簡単に作れたがMP消費により疲れることが分かった)
二日目
昨日は送られた時が夜だったため自分がどこに送られたが分からなかったが、イアの助言通りそのまま寝て起きたら広大な草原の中だった。隣に川が流れているが逆に違和感がある。イアによるとここらへんは昔、水龍の住処だったらしくその魔力が漂っている為そのまま川が流れているそうだ。
だが、その前に気になる事があった。それはこの場所の事だ。神はこの場所を『中央に位置している名前のない島でsssランクの魔が住み着いている島でもある』と言っていたが、周りのどこを見ても魔物どころか魔獣すらいや、動物の姿も…ウサギらしき物しか見えない。
「そう言えばここらへんってsssランクの魔がいる島じゃなかったの?ウサギもどきしかいないように見えるのだが…」
『確かに此処は災厄の住処でした。それが今から一千年前に水龍と縄張り争いになり、双方相討ちになってしまい、長い間で魔力に還元されてここら一体が魔が入り込めない草原に変わってしまったのです。因みにマスターがこの場所で何も影響がないのはマスターの身体がこの場所に適応されて生まれたからです。つまりチートの身体を持ってしまったのです。お疲れ様ですマスター。』
「……はぁ!?マジかよ…身体がチート?魔力って身体に影響あるの?」
『ええ。この世界の最強格の人物なら苦しむ程度ですが、普通の一般人はこの場所に侵入出来たとしても身体が内部から自壊していくか、吹っ飛びます。ですがそもそもこの島の草原の外側、海岸から一キロは森になっていてこの魔力に多少適応した魔が大量に徘徊していますからね入る事はまず無理です。そしてマスターも今の状態では出ることも叶わないでしょう。なのでまず初めにマスターはレベル上げや鍛える事を強く推奨します。』
まぁ確かに鍛える事は今の状態を考えると絶対に必要、いや絶対条件と言えるだろう。だが、俺は面倒くさがり屋でもあり、サボり屋でもある。そんな俺に鍛えるなんて苦行を出来るだろうか不安である。
「いやぁ俺ってすっごい面倒くさがり屋ってこと知ってる?鍛えるなんて事出来ないよ。どうすればいい?」
『マスター、鍛えると言ってもレベル上げ中心です。この世界では筋力やら精神力等はステータスによって決まってます。よって鍛えるというのはマスターの技能のレベル上げです。』
技能のレベル上げって事は昨日のように何回も何回も使用することだろう。と言うかレベル上げって森の魔と戦わなければいけないらしい。という事でレッツ技能レベル上げ!
五日目
あの後一、二時間に何百回も技能を使用することを何セットも2日半続けてやっとレベルが上げられる技能はすべてレベル表記がされなくなる…そうされなくなったのだ。驚いてイアに聞いてみたところ技能や副技能はマックスになるとレベル表記が消えるようだ。ただ殆どの人はマックスになる人はいないらしい。マックスになる技能と言っても剣術等の武器技能が殆どらしい。ただ何十年も掛かってやっと辿り着くか否からしい。
しかし他の転生者にとっては逆に遅い方らしい。まぁ俺はただの転生者では無く地球からの追放によっての転生なので仕方ないらしい。何故普通の転生者だと早いのかといえば称号の中の『転生者』の効果に技能レベルに必要な経験値が三分の一になるらしい。世の中は非情だ!とか叫んだが、仕方ない事なので諦めた。と言うか不老不死なので時間を気にしてたら狂いそうなので気にしない事にした。
技能のレベル上げが完了したので次にやる事は決まってる。そう決まってるのだ!
ホムンクルス作成だ!!!!!!!!
さてさてやっと経緯を書ける……まだまだ二章には程遠い……
更に文字数二倍になってない…
また来週に投稿するつもりです。