第三話 転生準備①
○○転移って書いてあるのに転生の話……
いつ始まるのかなぁ(一番知ってる奴ですが何か?)
「さてと、君はAI作成・機械作成、創造・機械化・修復・不老不死の5つの技能でいいのかな?でも、不老不死って結構重要性の高い物だから許可が必要なんだよね…て言うのもちょっと他の技能の倍以上リソースを消費するからね……ちょっとまっててね」
「じゃあちょっとだけ寝てますね俺…………グゥ」
「寝るのはや!?」
俺がちょっとだけ熟睡していると、何か金属の様な物が叩かれたようなけたたましい音がして目が覚めた。
「ンッ…なんだ?五月蝿くて眠れやしないじゃないか。何か問題でも起こったの?まさか、不老不死の許可貰えなかった?」
そう言って顔だけを右に向けると少しだけ機嫌の悪そうな顔した女神サマが仁王立ちしていた。何処からか持ちだしたか分からないフライパンとお玉を持っていて、下に水の入ったバケツを置いている女神サマを見て俺は面倒くさそうな顔をしながら言った。
「だって君、呼んでも揺すっても叩いても全くもって起きないんだもの、しょうが無いじゃないか、まぁ音出しても起きなかったら水をぶっ掛けてあげようかと考えてたけどね。起きてて良かったねェ」
「なんでフライパンとお玉なんですか?後水を掛けるのはやめて下さいとてつもなく腹が立ちますので。」
俺が睨みながらそう言うと女神はちょっと怯んだかんじで、
「う、うんそりゃ起きない人を起こすにはコレに限ると思ってねえ。後そんなに睨まないでくれたまえ、水は最終手段なのだから、まだ起こす手段はあったさ。」
「後不老不死の許可を取ってきたよ。なんか皆君が面白そうなのと、将来とても有望であると考えられるからだってさ。良かったねぇ。」
「んー、ソレハヨカッタ。アリガトウゴザイマス。」
「そんな棒読みで喜ばれてお礼言われてもこっちはそんなに嬉しくないよ!?」
「……………」
「無視!?……はぁ、もう良いですよ、それで、そろそろ転生するよ、なんか転生場所で希望があれば聞くよ?例えば貴族の息子とか王族とか、後性別も変えられるけどどうする?何かある?」
「まぁ特に無いけど強いて言うなら、山奥に暮らして人とあまり関わってない人の所が良いな。後性別を変えるのはマジ辞めて、男のままがいい。生活に置いて面倒くさいマジで。あっ、でも山奥に暮らしてる人の所って言っても迫害とかされて追い出されてる人はやめて欲しいな。」
「君、長い文章話せたんだね!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー技能説明
AI作成:人工知能を作成する。
(ただし、未学習の人工知能しか作成できないが、技能のレベルに応じて使用者の経験、記憶をコピーし、状況によって人格を決定できる。レベルMAXの場合は使用者が選択又は設定することが出来る。)
機械作成:異世界や地球、ありとあらゆる世界で使用されている機械を作成できる。また、機械作成時に材料の有無によってMPの消費量が決まる。(物質創造によって材料を無から創りだされるため)また、その機械の構造の理解度によってもMP消費量が決まる。
因みに物質創造が無いと使用不可
機械化:あらゆる道具等の無機物を機械化させることが出来る。
この技能のレベルがMAXになると生物も機械化(人工人間)出来るようになるが、相互理解がなっていないと出来ない。)
修復:レベルに応じて無機物ほぼすべて修理できる。
不老不死:名前の通り老いることもなく死ぬことも無い。(一部の者達にはある意味呪いであると言われている。なぜ主人公がこの技能を望んだかはいつか明かされるだろう。)
この文字数は二章から増やそうかと………
一章はまだgdgdな物語なので