表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/32

第五話:小さい

授業終わってバイト中友人がこうを預かってくれるみたいだから算数ドリルをとりあえず印刷して渡しておいた。バイト終わりこうを迎えにいき家でお風呂にいれる。これがここ数日の詩の日課だった。

「ねぇ、うた。」

「どうした?」

「ううん、なんでもない」数日間でさん付け呼びが抜けたこうはタオルを持って下をむく。こうは目さえ合わせない。こうがお風呂に入っている間に詩はテレビをつけ久々に飲む。いつの間にか二缶は空けていた。児相の人に並大抵のことじゃないと言われたこと。親に返す日がくること。

「分かってるよ…。」 必ず世話できなくなる時がくるとも言われた。

「それは…分かりたくない。」

「うた…?」

「あ、あがった?まだ暑いとはいえドライヤーかけないと風邪ひくぞ」

こうを胡坐をかいた脚の上に乗せドライヤーで乾かす。思ったより小さく軽く、手を離したら消えちゃいそうだ。シャワーを私が浴びてる間にこうは寝てた布団を上にかけ、隣で横になる。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ