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他者の存在と生きる意味について

作者: 孤雲 忽

ただひたすらに 山を登っていた

ただひたすらに 土を掘っていた

ただひたすらに 木を削っていた

ただひたすらに 石を積んでいた

ただひたすらに 水を汲んでいた

ただひたすらに 種を蒔いていた


ただひたすらに 夜を明かしていた

ただひたすらに 明日を願っていた

ただひたすらに 眠り続けていた

ただひたすらに ペダルを漕いでいた

ただひたすらに 椅子に座っていた

ただひたすらに 涙を拭っていた


ただひたすらに 声を張り上げていた


そうして咲いた 一輪の花

私がいなければ 咲かなかった花

これだけでいい

これだけで 良かったんだ


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― 新着の感想 ―
[一言] 昔七年程エアプランツを部屋に置いてた事があって、冬に何故か腐って枯れてたんですが、特に何か花が咲いたとか大きくなったとかという変化も出来事もなかったのに仲間を亡くした感じがしました。
2019/04/19 23:10 退会済み
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