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どうしよう、えらいことになった。  作者: ココロアッタカイロ
2/7

この道は変わっていない。

[2]


『まさか…彼があんなにひどい人だったなんて、』


この道は昔から人通りが少なく、街灯も少ない。

まぁ、そりゃそうだろう、この道は滅多に人が通らないから。


私もあまり使わないというか昔は使うのを避ける道だった。

でも今日は仕方がなくこの道を通る…しかないのだ。


別の道を通れば、彼に追いつかれてしまう。


きっと彼は知っている。

今から私が行く場所がどこか、

そしてその場所についてから私が何をするか。


いやでも彼は私の行動を止めようとするだろう。


でも、止めない止めたくない、だって仕方がないんだもの。

それほど彼を愛していた…それも今日まで。


今日で私達の未来は破滅する。


バイバイ、今までの生活。

バイバイ、これからの生活。



やはりこの道は変わっていない、街灯も少なく、人通りも少ない、でもどこか、遠い昔を思い出す。


『私、帰ってきたんだ。』


流れ落ちる涙を拭い、彼女は目的地へと向かった---



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