男三人女二人パーティーのリーダーをやってんだが、パーティー内でカップルが成立した。同性で
Fe8様のパッと思いついただけの小説タイトルを羅列するだけを見てゴミスキル持ちの私が作った残念作品
深夜テンションのまま投稿しようとしたら寝てた
「私達付き合うことになりました!リーダー相談に乗ってくれてありがとうございました!」
「お………おう……」
ああ、今の俺の心境を誰か聞いてくれ
俺の名前はガロウ
男三人女二人のパーティーのリーダーをやっている
まぁ、むさ苦しい男だけパーティーじゃないところ俺は救われてるだろう
ただ重要なのは俺じゃない
他のパーティーメンバーだ
今俺の目の前でカップル宣言したのはこのパーティーの元気っ娘で看板娘的な存在のナナノ、その隣でナナノのことを優しい目で見ているスラッとした美人はシズク
つまりこの二人はカップルになったわけなんだが………
名前で気づくだろうが
いやむしろ気づけ
うん、そうなのだ
女同士………つまりはあれだ…………
百合ってやつだ
はぁ!?
いやちょっとまて
確かに俺はナナノに恋愛相談されたから知ってはいた
でもまさか相手が女だとは思わないだろ?
実際俺はパーティーの参謀であるクロヴェルのことが好きなのだろうと予想してた
んで、昨日そろそろ良さそうだなって告白するように言ったんだ
俺自身パーティー内での恋愛はいいと思ってたしな
でもな
まさかパーティーメンバーが百合の方向だとは思ってなかったんだ
………………はぁアホらしいな俺
なんで女同士じゃダメと思ってんだ
それは俺の決めた一線でありこいつらには関係ないだろ
現実逃避してないでこいつらのことを祝うのがリーダーだろう
いけねぇなこんなんじゃあいつに笑われるな
ん?ちょっとまて
今思い出したらジロも昨日告白したんだよな?
あれ?告白相手ってシズクじゃないのか?
え?もしかしてあいつふられたのか?
………………後で酒でも奢るか
俺が告白しろって言ったのも悪いしな
しっかしとんでもないことも起きるもんだな
「兄貴っ!」
噂をすればってやつだな
ってやべ今この部屋にシズクいるじゃねぇか
…………どうしたもんか
「ジロすまな「兄貴っ!俺成功しましたっ!おっけーもらえましたよ!」………えっ?」
は?
え?
……………!
いけねぇ………柄にもなく意識が飛んでた
でもどういうことだ?ジロが成功?
でもナナノはないしな………え?シズク二人と付き合うのか?
でもそんなそぶりないしな
あれ?
もしかしてこれって?
「ジロいきなり押し掛けたら迷惑だろう、今はシズク達が言ってるようだし後にしよう」
「わかりましたっ!」
「ふふっ……元気だねジロ君」
「うんっ!ナナちゃんとシズク先輩もおめでとう!」
「ジロとクロヴェル、おめでとう」
「ありがとうございますシズク」
知 っ て た
うん、ジロが笑顔で入ってきた時から気づいてた
うん
だから言わせてくれ
男三人女二人パーティーのリーダーをやってんだが、パーティー内でカップルが成立した。同性で
この状況で唯一の独身の俺はどうすればいい?
とりあえず祝っておくか………
でも素直におめでとうは恥ずかしいしな
どうしたもんか
そうだ、これでいいな
「よりいっそうお前らのことを守らなくなっちまったな……………俺の期待の頑張りを無駄にしてくれるなよ?」
「はい」「ええ」「了解ですっ!」「もちろんですよ!」
ああ…………神様というのがいるなら教えて欲しい
不器用な俺について来てくれるこいつらを見ている俺の
溢れそうなほど込み上げてくる感情をどうにかする方法を
キャラ紹介
☆ガロウ☆
兄貴と呼ばれることの多い冒険者
基本大雑把で雑なのになぜか家事は一通りできるつーか上手い(漢料理なのに)
パーティーメンバーが起こす災害を一人で解決する苦労人
☆ナナノ☆
I LOVE 百合な女の子
とりあえず一番問題起こす要注意人物
☆シズク☆
パーティ最古参の女性
ガロウとは幼いころから一緒だったのでたまにお父さんと言ってしまう
☆ジロ☆
子犬タイプの少年
パーティー内の破壊神
☆クロヴェル☆
腹黒の参謀役
ガロウの胃にダメージを与えるのは基本