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とある狩人の追憶記  作者: 白眉万丈
第3章
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第38話

■2015/09/05 誤字脱字の修正、及び表現の一部変更を行いました。

第38話




 俺とヘレナは、俺たちをコケにしたスネークピープルを追いかけて部屋を飛び出したが、既にヤツの姿は通路にはなかった。


スネークピープルが逃げ去ったと思われる通路を数十ヤードほど走り続けていたら、何か見えない釣り糸みたいなモノが振動する音が『探査』の魔法による視界に映った。


「ヘレナ。止まれ!」


そう言いながら俺は、『強化』の魔法を最大出力にして、左腕でヘレナの腰を抱きしめると同時に、右腕のポール・アックスの穂先を床に突き刺した。


遠心力で振り回されて、鋭角で床に突き刺さったポール・アックスで片手懸垂をしている様な状態で止まったが、円形状の鍔がなければ更に1フィートは先に進んでいた。


そしてヘレナの爪先から数インチほど先のところには、銀色の髪の毛みたいなものが床から数インチほどの高さで張られていた。


「ブービートラップ?」


「たぶんな。」


 ヘレナの疑問に俺はそう答えながら銀色の糸の先を調べて行く。


するとそこには、糸を切ると十個ほどの手榴弾が落ちる仕掛けが施されていた。


これはおかしい。


亜人に分類されている生物にはチンパンジー並みの知能が備わっているので、ハンターが仕掛けた罠を真似る事もある。


しかし、対人戦の時に傭兵が手榴弾を使う事はあっても、大量の危険生物を呼び寄せる事になるので亜人を狩る際にハンターが手榴弾など使う訳がないから、亜人が手榴弾の使い方を知っている筈がない


そう言えば、研究員が「死体なら人間でも宿主にする事が可能だ」と言っていたが、あの断言口調だと絶対に実験して確かめた筈だ。


つまり、この罠は亜人の知識ではなく、傭兵の死体に寄生した事のある寄生生物の知識であるという事になる。


沸騰していた怒りが急速に冷却されてく。


「ヘレナ。標的の寄生生物どもには人間並みの知能に加えて、傭兵の戦闘技術も有している可能性が高い。

ここからは対人戦闘のつもりで慎重にいくぞ。」


「ん。」


俺がそう言うと、ヘレナは一瞬だけ理由が分からないといった顔をしたが、直ぐに状況を理解したようで、了承した直後には怒りを鎮めていた。


ヘレナは傭兵ギルド、エスパダニャの新人教育担当でもあるし、俺はこの世界に来る直前まで民間軍事会社にいたので、2人とも対人戦闘になっても特に支障はない。


「ヘレナ。あのスネークピープルはデザートにとっておこう。先にメインディッシュを片付けるとしようか。」


「ん。」


テーブルには既にメインディッシュが並んでいる訳だから、先ずはそれを片付ける必要がある。


据え膳を食う前に、他に目移りなどしたら損をするのは確実だ。


 俺たちはスネークピープルを追いかけるのを一旦中止し、捜索済みの3つ目の部屋に戻り、内部を再確認した。


部屋を出る直前に俺は、先ほど回収しておいた罠に使われていた手榴弾を1個取り出して部屋の奥の方へ放り投げると、壁に当たった瞬間に爆発したが結構な威力である事が分かった。


2人で爆発の影響範囲を確認したあと、扉を閉鎖してロックした。


扉のロック機構の原理は分からないが、閉鎖は誰にでも出来るのに対して、開封は専用の装置がなければ出来ないらしい。


そして、その装置は現在この施設内には置いていないそうだ。


1つ目と2つ目の部屋は捜索終了時に既にロック済みなので、担当場所の駆除を優先する事にした俺たちは、4つ目の部屋へと向かった。



 4つ目の部屋は空振りだったが、5つ目の部屋には扉が開いた瞬間、何かが居る気配がした。


今回はヘレナを入口付近に布陣させて、俺が標的を逃がした際の保険にした。


幸いな事に、この体育館ぐらいの広さがある部屋には、出入口が各部屋とも1箇所ずつしか存在しない。


先程と同じような手を使われないように、俺は有効距離ギリギリで『氷湖』の魔法を発動し、周囲の空気ごと固めて標的を窒息させながら近づいていった。


『氷湖』の魔法は発動が遅いから、高速で動き回る生物が相手だと不意打ちか防壁代わりにしか使えないが、こういった隠れている事が分かっている生物が相手だと使い勝手が良い。


予想通り、宿主であるオークもスネークピープルも、皮膚や舌などが青黒くなって心臓も止まっているので窒息死しているみたいだが、伝わってくる感触からして、頸部の食道に何かが詰まって動いているのが分かる。


俺たちから逃げ出したオークやスネークピープルとは手術跡や着衣が異なるので、こいつらは別の個体だ。


ポール・アックスを振りかぶると俺は、『氷湖』の魔法を解除すると同時に、頭蓋骨と寄生生物と心臓を結ぶ線を狙ってポール・アックスを斬り下ろしで叩き込んで仕留める、という事を二度繰り返した。


 やっと2匹を始末したが、逃げらたヤツらとは別なので、これで終わる訳にはいかない。


特に、あのスネークピープルには、俺たちをコケにした上にブービートラップに誘い込んだ事が、どれだけ高いもんについたのかを嫌ってほど思い知らせてやらないと気が済まない。



 この研究施設の入り口に置かれている作戦本部に一度戻って状況を報告した。


既に6チームとヘルミーネまでもが本部に戻って夕飯を食っていたが、何れも空振りだったらしい。


俺からの情報を聞いたヘルガは、ランク3のヘルミーネでは危険だと判断して本部へ置いて行ったみたいだが、ヘルガ本人は未だ駆除中との事だった。


俺は、増援として来ていた研究員の襟首を掴んで数インチほど吊り上げてから、丁寧にお願いしてこの施設の地図を貰い受けた。


他のチームに万が一の際の後詰を依頼してから、俺たちはギルド職員と役人を同行させて再度出撃する。



 地図によると部屋番号は、横の列が1桁目で、縦の列が2桁目で割り振られている。


俺たちが先程まで担当していた場所は、10号室、20号室、30号室、40号室、50号室の5部屋だったらしい。


今度は10号室から19号室まで、その次は29号室から20号室といった感じで、横へ1部屋ずつ確認していく。


1列目と2列目の各10部屋は全てロックされて閉鎖されていた。


39号室はロックされておらず、扉を開いて中に入ると俺たちの時と同じ様に、傾いて崩れ落ちたロフト部分やロフトから転がり落ちた機材で、役人と兵士が潰れされていた。


俺たちに新たに同行していた役人は、先ほど腹の中に収めたばかりの夕飯を、潰れて動かない同僚の顔に勢い良く盛りつけている。


この部屋の中には何の気配もないが、念のために一応調べてから扉をロックして封鎖した。


その他の3列目の部屋は全てロックされて閉鎖されていた。



 一番奥の縦の通路を4列目の横の通路へ向かって進んでいると、またしても銀色の髪の毛みたいなものが床から数インチほどの高さで張られているのを発見した。


それは、この縦の通路上の、4列目の横の通路と5列目の横の通路の間に仕掛けられている。


ギルド職員と役人を待機させてから、俺とヘレナは罠を確認するために近づいていく。


 俺たちが4列目の横の通路に差し掛かる前に、スネークピープルが罠の方へ駆けて行く姿が視界に飛び込んできた。


「逃げまわるしか脳がないのかい?」


次に、そんな声が聞こえたあと、ロンコーネを振り回しながらスネークピープルを追いかけて行くヘルガの姿が見えた。


そしてヘルガは、物の見事に罠にかかり手榴弾で吹き飛ばされていた。


しかし、スネークピープルが逃げ去ったあと、ヘルガは何事もなかったように無傷で立ち上がった。


 近づいていく俺たちの姿に気づいたらしく、ヘルガがこちらを見たので俺は尋ねてみた。


「ヘルガ。何であいつらが正面から戦うことをしないのかを考えなかったのか?」


「私は、回り込むとか待ち伏せるとか、そんなまどろっこしい事は大っ嫌いなんだよ!何か文句でも有るのかい?」


「咎めている訳じゃない。アンタらしくない失敗をするよりはマシだ。」


「そうだろうとも。猪突猛進こそが私のファミリーのモットーなんだよ!」


どうやら俺はヘルガを誤解していたらしい。


作戦立案時には細かい事まで指摘していたので、忍耐力の有る頭脳派かと思っていたが、勇猛な脳筋派だったとは予想外である。


そういや、ヘルガとヘルミーネはサソリとかを嬉々として狩っていたが、あれはサソリが好物だから喜んでいた訳じゃなく、単に暴れられる事を喜んでいただけか。


「なるほどな。じゃあ、ヘルガたちの『秘伝』は頑丈さ、とかなのか?」


「何を言ってるんだい?

さっきの爆風の事なら華麗に避けただけだよ。

私のファミリーの『秘伝』は、極短時間だけ筋力を亜人並みにする事だよ。

ソード。分かってるだろうけど、この事を一族クランでもない奴に言うんじゃないよ!」


華麗にって、翻筋斗打って転がっていった様にしか見えなかったから頑丈さが『秘伝』だと思ったんだが、まあ良い。


「分かっているさ、ヘルガ。」


「ソード。そういや、あんたらこそ何でこんな所にいるんだい?担当場所は反対側の一番奥だろ?」


「担当場所の駆除が終わったんで、残りの3チームの状況を確認しに来たんだ。」


「役人どもは知らないけど、ギルド職員と3人のハンターが死んでいるのは見たよ。」


「役人と2人の兵士の死亡は俺とヘレナで確認済みだ。

ところでヘルガ。担当場所の駆除は終わったのか?」


「ああ、空振りだったけどね。

丁度終わらせて本部へ戻る途中で、さっきのヤツに出食わしたんだよ。」


「じゃあ、俺たちと一緒に状況の確認と、その死んだハンターたちの後始末を手伝ってくれ。」


「あいよ。」


 俺たちは待機させていたギルド職員と役人の元に戻り、先ほどの経緯を教えてから、4列目の部屋の確認を始めた。



 49号室はロックされていなかったので扉を開いて中に入り、特に何の気配もないが一応調べてから、扉をロックして封鎖した。


3番目の縦の通路に、先程ヘルガが言っていたハンターたちのバラバラ死体があった。


それは、この縦の通路上の、4列目の横の通路と5列目の横の通路の間で爆殺されたモノである。


 あの罠にかかり、十個ほどの手榴弾に囲まれて吹き飛ばされると普通はこうなる。


ヘルガは嘘をつくタイプではないから、『秘伝』の内容は恐らく事実だろう。


すると、単純に化け物みたいに頑丈だという事になるんだが、本人は気づいていないのか?


確かヘルガはレベル150くらいだったが、もしかしたらレベルが一定値を越えると化け物みたいに頑丈になるのかもしれない。


しかし、仮に俺が今のヘルガと同レベルになっても、抱きかかえた十個の手榴弾を爆発させて無事かどうかを確かめる気にはならないので、これについての検証は保留とする。


その他の4列目の部屋は全てロックされて閉鎖されていた。



 53号室の扉を開いたら、傷だらけのギルド職員と3人のハンターが蹲っているが見えた。


「標的は何処だ?」


用心しながら近づいた俺の質問に、彼らは部屋の中央付近を指さすことで答えた。


俺とヘレナが確認に向かうと、代わりにヘルガがハンターたちを見張っている。


気絶している者は居ないので大丈夫だとは思うが、寄生生物を殺しきれなくて乗っ取られている可能性もあるから用心のためである。


オークとスネークピープルが各1匹とその口の中で真っ二つにされている寄生生物が2匹見つかった。


その他にも十数匹の亜人が頭部を切断されて血を流しているので、この部屋を担当したハンターたちは恐らく標的とだけ戦ったのではなく、これらの亜人にも襲われた為に負傷したのだろう。


この分だと研究者どもが喋っていない敵対戦力がまだ他にもありそうだ。


「標的の死亡を確認した。彼らを治療してくれ。」


俺がそう言うと、俺たちに同行していたギルド職員と役人が治癒魔法でハンターたちの応急処置を始めた。


止血などの処置が一通り終わった所で彼らを肩に担ぎ上げ、『倉庫』の魔法で造ってある俺のプライベート空間に放り込んでおいた。


この空間にヘレナとヴィクトリア以外の人間を招待したのは初めてである。


 取り敢えず、50号室で俺たちが始末した標的を合わせれば、現時点でオークとスネークピープルを各2匹と寄生生物を4匹仕留めた事になる。


その他には特に何の気配もないが一応調べてから、この部屋の扉もロックして封鎖した。



 54号室から58号室まではロックされていたので、次は最後の59号室である。


もしもここに残り半分の標的が居なければ通路を徘徊しているか、何処かからか逃げ出した事になる。


59号室の扉を開いて中に入ると、そこに立っていたのは、ハルバートを構えた2匹のドラゴニュートと2匹のスネークピープルだった。


オークは2匹とも口から血を流して床に転がっている。


「ヘレナ!スネークピープルの相手と後詰めを頼む!」


「ん!」


ヘレナにそう依頼すると俺は、ヘルガと一緒にドラゴニュートと対峙した。


 スネークピープルはレベル40前後、ドラゴニュートはレベル192前後だが、ヘレナはレベル93、俺はレベル113、ヘルガはレベル152である。


レベルが倍も違うと、プロのボディビルダーと一般的な幼児ほどに体力差がある。


勿論、俺が初めてワーウルフ第3形態を殺した時みたいに、不意を突いて動けない様にしてから鉛筆などの弱い武器を突き刺し続ければ、幼児でもプロのボディビルダーを殺す事は出来る。


しかし、既に臨戦態勢に入っている相手にそんな事が出来る筈もないので、ヘレナには雑魚の始末を任せるのと同時に、俺たちがとどめを刺す前にヤツラに逃げられた際の保険になって貰った。


 寄生生物たちも結果的には同じ様な判断をしたらしく、ヘレナへはスネークピープルが2匹で襲いかかり、俺とヘルガにはドラゴニュートがハルバートで突きかかってきた。



 コイツらよりも深淵の森で以前襲いかかって来たドラゴニュートの方が初動速度や機敏な対応力などは優れているが、槍術や体捌きなどは以前戦ったワータイガーよりもコイツらの方が遥かに優れている。


この世界の傭兵らしい突き技と鉤爪を使った引き技の連携にも淀みがないし、攻防での後の先、先の先といった駆け引きも巧みだ。


俺から少し離れた場所ではヘルガがドラゴニュートとクールなチークダンスを繰り広げている。


勝ちさえすれば全ての行為が正当化されるこの世界で、彼女は正々堂々を地で行く戦い方をする。


 この世界には、『強化』の魔法というパワードスーツ並みの強力で安易なパワーアップ手段があるのだが、燃費が悪過ぎてそれに依存する事が出来ないせいで、俺の修めた武術とは異なる術理の戦闘技術が『秘伝』として数多存在している。


ヘルガのファミリーの『秘伝』は、極短時間だけ筋力がゴリラ並みになる瞬間的なパワーアップらしいが、武器の振り始めと命中した瞬間に用いるなど、その利点を活かした戦闘技術も精妙で危なげがない。


しかも『強化』の魔法を使用していない段階でも、俺が『強化』の魔法を最大出力で使用している状態と同じくらいのパワーがある。


それに比べて俺の『秘伝』の魔法は、いうなればリミッターを解除して不正利用している様なモノなので、非常に不安定である。


同じ成果を得られるのなら如何にして手を抜くかという効率化も重要だが、いつの間にかこんなモノに頼ってしまっていたから、ガキの頃から叩き込まれて来た筈の武術の腕が鈍っていたのだろう。


上達も改善も現状の否定の上にしか存在しないのだから、今の自分が本当に正しい状態なのかを疑ってかかる機会をくれたコイツには、感謝の印として俺自らの手で引導を渡してやる。


下士官教育の際に教わった事を今更ながらに思い出す。


大切なのは、何も疑問を持たない状態に陥らない事であり、疑問を持ち続ける事である。



 俺とヘルガはほぼ同時にドラゴニュートに武器を斬り下ろしで叩き込んで仕留めた。


ドラゴニュートの死体を見下ろしながら一息ついてから視線を上げると、既にスネークピープルどもを駆除し終えていたヘレナが垂直に立てた両鎌槍を両手で握りながら俺を見つめていた。


「今度ばかりはそいつもパーティーから逃げ出さなかったみたいだが、楽しめたか?」


「大した事なかった。」


俺たちをコケにして逃げ出したスネークピープルを仕留めたヘレナに俺が尋ねると、ヘレナは詰まらなさそうにそう答えた。


まあ、スネークピープルの元々のレベルはヘレナの半分にも満たないから、それが倍になった所でやはり格下でしかないので、そんな奴が数匹で正面切って戦ってもヘレナに勝てる訳がない。


 役人が一応の検死を終えたあと、この部屋の扉もロックして封鎖した。


明日になったら辺境伯の立会の元で、50号室、53号室、59号室に放置してある寄生生物の検死を行う予定である。


『倉庫』の魔法で保護しておいたハンターを本部で預けると俺たちは家路についた。



<続く>

【人物紹介】

ソード……主人公。本名は、惣田真悟。ステータス上の名前が、シングル・ソード。


ヘレナ……ソードと同棲中。ランク5ハンター。傭兵ギルドの教育担当。ヴィクトリアの従姉妹。


ヴィクトリア……ヘレナの従姉妹。ハンターギルドの契約責任者。ランク5ハンター。


ヘルガ……ヘレナの叔母。ランク6ハンター。


ヘルミーネ……ヘレナの従姉妹。ヘルガの娘。ランク3ハンター。



【魔法紹介】

『探査』……亜人の視力や視覚を再現したもの。実際に視力を強化している訳ではなく、周囲へ魔素を放って反響する魔素を知覚し、視覚と共感覚を引き起こしているだけなので、可視光線以外の映像を視ることも出来る。


『氷湖』……物体が湖の氷に閉じ込められている光景を再現したもの。対象を凍らせる訳ではなく、指定位置周辺の動きを止める。距離や範囲や威力は個人の力量に比例し、任意の場所で発動するが、距離に比例して発動時間が遅くなる。


『強化』……亜人の頑丈さとパワーやスピードを再現したもの。実際に筋力や筋肉を強化している訳ではない。


『倉庫』……倉庫に居る光景を再現したもの。容量は個人の力量に比例し、一度構築すれば状態の維持に魔力は消費しないが、出入り時には質量に応じた魔力を消費する。床が存在する正方体の空間で、人間が居住可能。



【その他】

シグブリット辺境伯領……主人公が転居してきた街。アンブロシウス王国の最南端に存在する。

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