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夢屋  作者: Shizushizuka
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伸也の風呂掃除

伸也の仕事日記

今日の伸也は湯殿の掃除らしい。。

伸也は湯殿に向かう。向かう途中がら、銀髪サラサラヘアのショートの金色の目の男に声をかけられる、、

「伸也、今日は湯屋だね、湯屋で働いてる従業員には気をつけろよ。あっ、お前なら大丈夫かな、、」そう言いながらにすれ違った。

伸也「、、、」誰だろ、知らない人。

湯屋に着き扉を開ける、その扉はとても重そうな趣なのにスッと軽く開いた。中には湯気がうっすら立ち上り、畳2畳分くらいの木で出来た丸い桶の風呂がずらっと並ぶ、、辺りを見渡しても人の気配は無い。ずらっと並ぶ沢山の丸い風呂には効能が書いてあるみたいだけど、自分にはよく見えない、、。

!!!「あっ」誰かに押されて伸也は一つの風呂の中に落ちた。ただ、落とされた割にはこのお湯は、誰かに抱きしめられたように湯が心地が良い。。ずっと入っていたい気分。でも息がくっ苦しい。。伸也はザバっと湯から顔を上げた。。そこには男2人、女2人のはだけた浴衣を着た4人が居た。女は2人胸を寄せながら語りかける。。「いらっしゃいませー。湯殿係で御座いますぅ」とても甘いセクシーな声だった。。男も筋肉美で笑顔でこちらをみている。。

伸也「こちらにはっ配属されました、しっ伸也です」

湯係女「えー、お客様では無いの、あァン残あン念ー。でも遊んで行くんでしょーン」とてもセクシーで、目のやり場にも困る。。

伸也「いえ。掃除に参りました」目を伏せる。。男に顎クイされる。

男「こっちの方が好き?」男も綺麗で目のやり場に困る。。

とても甘い匂いがする、ずっとこの4人と一緒にいたい気もする、、ただ、何故かフッと寒気もする。とにかく伸也は離れた。。「残ァン念」語尾の後ろにハートマークがある様な話し方、気、心をを奪われそうになる。。。じゃぁと1人にブラシを渡されて早速床を擦って掃除する。。


いく時間だっただろうか、、扉から独りの男が入ってくる、、男はふらっとただ歩き沢山ある中の1つの風呂に浸かった、、そして湯殿係がお世話して身体も洗いはじめる。。その4人はみるみる姿を変えて、綺麗な別の顔の女性になった。。

目のやり場に困る。。目を伏せてもう一度見た時に、伸也は一気に青ざめた。。よくよくその湯殿係をよく見ると小さな小さな、何かに例えるなら、、、例えるなら、、本で見た事ある餓鬼みたいだった。。そしてその男はその4人によって抱えられ、横脇にある暖簾をくぐり連れて行かれた。。その暖簾がチラッとなびいて奥が見えた時、沢山の干からびた人間が、何体か見えた。。。伸也はゾッとした。


今回は湯殿係。

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