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夢屋  作者: Shizushizuka
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伸也の掃き掃除

伸也を通してみる不思議な世界です。

ここは長いレンガ屋根の塀の続く敷地の前の掃き掃除。

伸也は箒と塵取りを持ち黙々と掃く。自分も把握していないけど、沢山の商店や施設があるみたい。よくは知らない。。

黙々と伸也は掃く、範囲が決められている訳ではない。。

「はっ」と伸也がふっと一息ついた。

伸也が気が付いた時には、近くに小さな滝の流れる湖の真ん中に、丸い煉瓦の丸型の休憩地近くまで来ていた。屋根の下の真ん中には、今の時期に咲く紫陽花が咲き、その周りにテーブルが囲う。椅子には誰がが座っているようだ。。

長い黒髪の女性が、何か飲みながら休憩しているようだ。。

埃が舞っても悪いからと伸也は掃除場所を変えようとした。

「伸也」その黒髪の女性が呼んだ。そしてその女性は椅子をトントンと叩いて座るように促した。。

「伸也、、仕事には慣れた?」彼女はゆっくり話しかけてきた。

伸也は「はい。。」でも伸也自身仕事の手応えは掃き掃除だけに特にない。。

女性はおもむろに伸也の頭を自分の胸に抱き

「これから色々な経験をして、色々な景色をみて感じて欲しい」と言った。。

伸也は彼女の胸に顔を埋めている時、少しズキンと何かを思い出しそうになったが、解らない、それよりも心地が良かった。。小さな滝の流れる音が聞こえる。。

少ししてその女性を呼びにきた。すらっとした女性だ。

「店主お時間です、、」

そして店主は伸也頭を優しく離し、伸也に目を合わせた。

「伸也頑張って、、」

店主はすらっとした女性と共にその場を後にした。。

伸也は店主と目が合った時その瞳の色に魅入られた余韻に浸っていた、、

「あの色何色だろう、、」

不思議な色だった。。

伸也編の成長日記です。

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