まちが
変なタイトル。
まちがいと まちがえを
うんざりするほど くりかえして
選択肢をぬりつぶしていくと
さいごにのこったのが 正解なんだけど
そのころにはもう
解答権の回数や 解答時間は使い果たしてて
トライ アンド エラー
トライ イコール エラー
七転び 八起き 九倒れの 七転九倒のすえ
勝ち取ったものは
参加賞の鉛筆と 努力賞のノート
こいつで失敗談を備忘録に記せば
くりかえさずにすむかといえば
そんな単純なはなしでもない
直勘的なあてずっぽを ことごとくはずして
こんどは逆張りしてみれば 裏目に出る
データよりジンクスを
計算よりこじつけを
知識よりサイコロを
頼みにツナでマグロフレークにしたところで
ここで求められるのは
カツオフレークのほうだったりするんだ
ここまでくると もはや
ぼくは正解の排反事象
正解群のなかでぼくの囲いは空集合
我が道はまちがえることとみつけたり
わりきって そう考えたら すぅっと楽になったから
七転九倒のさきにも十回目の
性懲りもない立ちあがりを
すりむいた膝小僧で
砂をつかむ掌で
こころみよう たとえそれが
十一回目の挫折に終わるとしても
じつは
まちがいと まちがえ
どっちが正しいのかすらもわかんないんだよね
他のタイトル思いつかなかったし、これでいいのです。










