第1話 「伝説の始まり」
ようやくDis Swordができあがったので投稿しました!!
ちゃんと0からの続きになってます!!
学業忙しいけど頑張ってこの作品は完成させたい!
って思ってますので応援よろしくお願いいたします!!
それではDis Swordの記念すべき1話をどうぞ!
「あなたが有する属性は現段階ではありません。よって、[無]属性です。」
ここは「神風町」で少年が「佐神町」のマイスターセンターに向かって走っていたのだ。
そう、この走っている少年の名前こそが「最無 統真」
今日はようやく過保護な母親からの許可が降りたのでマイスターセンターに行って適正検査を受ける日である。
この適正検査に受かると、事前に属性を確認してからDis Swordをもらうことができるのである。
そして晴れて訓練マイスターになれるのだ。
一年制の訓練生を見事に卒業してソロ活動のマイスターか、部隊所属のマイスターかの選択肢を与えられるのだ。
また、あまりにも個人としての能力が優秀だと飛び級制度が適応されてそのまま卒業してマイスター活動に直行もできるのだ。
また、活躍度によってマイスターのみで生活できるほどの援助金が国から降りることだってある。
統真は過保護な母親を少しでも楽にさせてあげたいという理由からマイスターを志すようになった。
よってこの物語は統真の優しさから動き出している。
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ここは神風から佐神に入ったくらいの場所である
(だいぶ時間ギリギリだな....間に合うかっ...?)
今こうして急いで走っている少年である統真は朝に母と少し揉め事があって遅れてしまい、遅刻とセーフの狭間に居た。
統真が必死に走っていると、
「おぅっふぅ...統真!!お前も遅刻しそうなのか!!」
この声は統真の数少ない友人の「周山 転太」である。
彼は11歳の頃からの関係であった。
「はぁ...なんで嬉しそうなんだよ....」
統真は走りながらもため息をつく
「いやぁ〜俺だけじゃないって知ると気が楽でさ〜あはは」
「あははじゃないわ!!急ぐぞ!!!」
遅刻しそうだとは思えない態度で話す転太の手を統真は掴みながら走る速度を上げた。
統真が速度をあげて走ったおかげか佐神マイスターセンターにだいぶ近付いてきて光がようやく見えたのだ。
(間に合えぇぇぇぇっ!!)
時間ギリギリではあったものの転太と統真はなんとか間に合う事ができた。
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「ここはマイスターセンター、まもなく適正検査の受け付けが終了します」
マイスターセンターのアナウンスが中に鳴り渡る
統真と転太は受け付けを終わらせたあと、とあるポスターを見た
「君も救世主へ」と書かれた一村 光輝が写っているポスターだ。
「おい統真!アレ一村さんだぜ?
1回でいいから生でお話でもしたいな〜」
「いやいや、そもそも今日の検査に合格した後にゴリ強い属性手に入れて飛び級するくらいじゃないと無理っしょ。
そもそも一村さんなんて俺達なんて眼中に無いでしょ。」
「まぁそうだよな〜」
そう一村 光輝という人物はマイスターの中でも最強に近いのでマイスター達からしたら超上澄みの存在だった。
「でもお前ディスソードを手に入れたら属性は何がいいん?」
統真は転太に聞いた
「俺は炎系統がいいなっ!王道でかっけぇやん!!
そんな統真は何がいいんや?」
転太は王道なのがとても好きだった
「俺は無属性以外ならなんでもいいかな
属性は無いよりある方が何かしらには使い道はあるし、工夫しだいでいくらでも上は目指せるじゃん?」
統真は「無いよりはマシ」という考えだった。
とその時、
「やぁ〜君達も適正検査かい?」
二人の見知らぬ少年が話しかけてきた
「あ、そうだけど?君も?」
統真は聞き返す
「そうだよ〜あ、自己紹介が遅れたね
僕は「居接 続」だよ〜
お互いがんばろな〜」
「私は「柏木 落流」
よろしくね〜」
検査に来た二人は統真と転太に挨拶をした
「つっても俺達は敵同士になるけどな〜
まぁ全員受かるといいな!!」
転太は笑いながら言う
「もちろん受かるつもりよ!!
お互いに受かったあとは仲良く頑張りましょう」
落流は気を楽にしながら言う
そして統真はみんなを元気付けるために
「俺達なら大丈夫だ!だから受かった後は俺達で一村さん達みたいな上澄みまで目指そうぜ!!
まずはこの検査をとっとと片付けてやろうぜ!!」
そんな会話をしていたら適正検査の開始時間が近づいた
周りを見渡すと、自分ら以外にも適正検査を受けて救世主の切符を手にしに来た人達でいっぱいである。
およそ60人近くの人達が受けるそうだった。
その中でも15人の挑戦者が切符を手にするに値する人物となる。
そして今こそ、その選別である適正検査が今行われようとしてきた。
項目は二種類で、機会に触れて力を込める事で己の闘気について(貯蓄量や消費効率、時間経過による回復量など)を検出して評価する「闘気検査」と、訓練用の剣を使用した状態で模擬戦用ロボの討伐時間を競う「戦力検査」がある。
「戦力検査」の試験場は「模擬戦用フィールド」となっているため死亡の恐れが無くて、そのフィールドとは全ての攻撃に痛みと怪我の代わりに疲労が蓄積されるという仕様になっているため、「模擬戦用フィールド」はマイスター達の訓練や模擬対戦などに活用されている。
また模擬戦用ロボに負けてリタイアした者は失格となる。
検査の評価段階は30段階、合計60段階だ
そして、その二つの検査が今行われようとしていた。
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まずは「闘気検査」が行われた。
(....この機会に触れたその時に俺の闘気が分かるのか?
そしてその量でディスソードを握れるかも左右されるんだ!)
統真は決心し機会に触れた
.....機会からの反応があった
統真の闘気に対しての反応を見せた
(あれぇ?)
評価は1で統真は大いに焦った
(俺は....こんなところで終わるのか.....)
統真は自分の才能の無さに絶望をした
周りを見渡すと周りにも自分のような人達がたくさんいたのだ
次は「戦力検査」だ。
幸いこれにはすごく自信があるのだ
というかここでどうにかするしかなかったのだ
そして今「戦力検査」の時がきた
周りにはリタイアして記録が出ずに失格となっている者もいる
なんなら闘気が高水準だった者もリタイアになってしまうケースがあった。
そんな中でも統真は勝てる見込みを持ちながら模擬戦用ロボとの戦いが始まったのだ。
「...コレカラ模擬戦ヲ開始シマス」
機会はそう言い体当たりをしてきた
だが統真はその攻撃を回避し追撃を4回与えて機会をよろけさせる
「当たるかよっ!!
この時のためにこっちはどんだけ頑張ってきたと思ってんだ!!」
統真はよろけた機械に言葉をぶつける
そう、統真は母親が反対してくる中でもこっそりと鍛錬をしていた。
それは鉄パイプを使って[愚獣級]のザシュタリアンを討伐することができるようになるほどだったのだ。
そして統真は振り向いて機械にとどめの重い一撃を加える
「命までぇ!!届けえええええええ!!!」
統真の一撃は機会をダウンさせて、見事にノーダメージの50秒以内討伐を果たす。
そして転太も落流と続も検査を終えたらしく、やがて挑戦者全員が検査を終えたのだ。
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そして、結果発表だ。
全力を果たした挑戦者たちは大勢で巨大モニターの前でその成果を心待ちにしていた。
統真達は汗を流しながらも
合格者(ランキング形式)
一位 日野 風香 闘気26 戦闘27 合計53
二位 岩代 堅太 闘気24 戦闘28 合計52
三位 佐神 火菜 闘気23 戦闘27 合計50
四位 悪童 威慈斗 闘気20 戦闘28 合計48
五位 居接 続 闘気21 戦闘25 合計46
.......とここまでがトップ5だ
(続って五位なのか....すごいな)
そして統真は目を凝らしながら自分の順位を探しに探した。
(頼む...!あってくれ!!)
探しに探した結果
九位 最無 統真 闘気1 戦闘30 合計31
自分の順位が張ってあり、統真は喜ぶよりも身体の力が抜けて危うく膝から崩れるところだった。
と、安堵していたその時だった
「うっおおおおおおおお!!あっぶねえええええええ!!」
雰囲気をぶち壊すほど大きな声が聞こえた
誰かと思い後ろを振り返ると転太だった
統真は叫ぶ転太を見た後に、また順位表を見て転太の順位を探した
十五位 周山 転太 闘気7 戦闘10 合計17
たしかに面白いくらいにものすごくギリギリだった
結果発表が終わり検査前に話していたグループでまた集まった
「みんなお疲れ様!!
これで俺もようやくマイスターへの一歩を踏み出せた!」
統真は達成感溢れるような様子だった
「そうだね〜ってか統真君の闘気が1って何事!?」
続は少し驚きながら話した
「いや、俺にも分からん...」
闘気1に関しては統真の方が気になるくらいだ
「それも気になるけど転太君本当に受かってよかったよ!!
ギリギリだったしダメかと思ってたよ」
「な!俺は落ちたと思ってたから受かっててびっくりしたわ!!」
続も転太も盛り上がりながら話す
だけどその中で一人だけ空気が重かった子が居た
「あ、あの私、落ちちゃったのでみなさんあとは頑張って....」
そう落流は名前を回収するかのように検査に落ちていた
「落流ちゃん!俺達はアンタの分も背負って頑張るよ!」
統真は落流の肩に手を置いた
「ありがとうございます...あの..私マイスターは諦めて、勉強をして医療班等の補助員を目指そうかと思ってます」
落流は別の目標を話した
続とは落流を見るも
「落流ちゃんの目標なら俺はもち応援するよ〜!!
将来の俺を支えてくれよな!!」
「俺も今は十五位でもこれからもっと上に行かないといけないからお互い目標達成頑張ろうな!!」
といい三人は落流を後にして自分たちの属性を確認しに行く
「あなたの属性は[火]です」
「あなたの属性は[悪策]です」
「あなたが有する属性は現段階ではありません。よって、[無]属性です。」
「あなたの属性は[泡]です」
機械から属性を言い渡される声が聞こえる
統真達はとうとう自分たちに属性が与えられる瞬間が来るのだということを実感してきたのだ。
自分より先に転太や続は属性を確認しに行ったのだ
「あなたが有する属性は現段階ではありません。よって、[無]属性です。」
「あなたが有する属性は現段階ではありません。よって、[無]属性です。」
と「無」属性を言い渡される声が二回も聞こえた
(マジか....転太と続君は気の毒だな....)
と思いつつも、とうとう自分が属性を確認する順番となった
(頼む!!何か実用性がある属性をくださいっ!!!)
統真が念を込めて機械に触れた
その時、属性を言い渡されたのだ
ー「あなたの属性は[無]です」ー
いかがでしたか?
話の構成だけはできてるんですけどやはりどうも文章力が無くて困ってます(^_^;)
一応おかしな部分があれば手直ししたりする予定ですので見てくださった方々のご意見お待ちしております(*^^*)
これからもDis Swordをよろしくお願いいたします!