1.憑依した!?
また明日も見てね!
鏡に映った私は天界にいた時とさほど外見は変わらなかった。変わるとしたら6対の翼は消え人間になり目は赤色になって身長がぐっと縮み6,7歳ほどになってた。しかも着ていたキトンは綺麗なピンク色のドレス(多分こんな行重だったと思う)だった。でも顔立ちと髪の長さは同じなのでまだ良かった。
さて...この体の名前は何だろう?ここは立派だから貴族の屋敷に違いない。しかも結構いいところの。
ドアを開ければメイドが待っていた。
「ねえ?私の名前は何?ここはどこ?年齢は?」
私がメイドに問いかけるとメイドがぎょっとした目で私を見つめた。私変なこと言った?結構当たり前な質問したんだけど...するとメイドが口を開けた。
「お嬢様!大丈夫ですか?お医者様を呼びますか?お嬢様は高貴なリッセン公爵家のセレナ・ドゥ・リッセンですよ!それがお嬢様の名前です。ここはリッセン公爵家の本邸です。お嬢様の年齢は今日で7歳になります。」
メイドは綺麗にお辞儀をして言った。ちょっと待って!ということは今日がこの体...いえ、セレナの誕生日なのね。だからこんなきれいなドレスを着ていたんだ。そうだ!ミカエル様はどうなったんだろう?私みたいに人間に憑依してるのかな?この後の予定はあるのだろう?なかったら天使の力をどこまで使えるか試してみよう。メイドに聞いてみるか。
「この後私の予定はあるかしら?」
「いえ、お嬢様。午後4時から誕生日パーティを開きますのでそれ以外はありません。」
ふーん。にゃるほどにゃるほど。納得!じゃあ今は時計が12時を指してるからまだまだ平気だね!
天使の力をどこまで使えるか部屋で試しますか!
「ありがとう。わかったわ。では私はそれまで休んでるわ」
てっことでバイバイ!とメイドに挨拶して、では天使の力♪天使の力♪
早速私は部屋にこもりベットの上で手に力を込めて自分の天使の力=神聖力を引き出すように具体化させてみた。だが引き出されたのは大天使だったころの10分の1程度。ほぼ上級天使の下から数えたほうが早い者たちと同じである。ヤバい!神聖力がない!ちょっと待って!どのくらいが限界なのだろう?試しにやってみるか。神聖力は人間が持っている魔力とは違い威力が高く癒しの力もあるので天使にしか使えないのである。似ているが神聖力のほうがレアである。だが人間どもは知らないから癒しの力を見せなければばれないだろう。でも使わないでいるか。ばれたらメンド―だし...。ちょっと試してみるか...
ヤバい!もう3時30分だ!ハマりすぎた。
誕生日パーティーまであと30分だ!急がないと...!って!場所が知らないよ~バイや~
さっき神聖力を使わないって誓ったのに...この小さな足では疲れるから神聖力で飛びながら行くか...
10分の1しか神聖力が使えないからいけるかあどうか不安だけど...行くっきゃない!
「空気よ!ひれ伏せ!われの命令に従え!」
久しぶりにこの呪文使ったな...おっ!足が浮いたぞ!成功だ!では行こう!パーティー会場へ!
よし!着いたぞもう死にそう...この扉から声がするから多分ここだ!ギイィと扉が開いた。私が入ったら恐ろしいほどの視線が集まった。ヤバい体に穴空いちゃうよ~
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