パムの冒険
異世界
吾輩はぱむである。
今日スーパーに買い物に行こうと思ってアパートを出たら、森の中にいた。
何を言ってるか分からないが大丈夫、ぱむもわかりません。
原生林に近い、故郷の森友違う独特の植生が生い茂っている。そんな所にぱむはいた。
振り返っても、出たばかりのドアは存在せず、右も左も森ばかり。
「gyーgyー!」
と聞き覚えのない鳴き声も聞こえ、恐怖を感じてしまう…
「ラヴィー。ここ何処ー.˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.。」
心細くてラビの名前を言ってしまう自分がいた。そんな時ガサガサと近くに茂みが揺れたと思ったら、ばっと何かがパムの前に現れた。
「ぎゃう?」
そいつは故郷の森の巨人アブダルを思い出させるってか、まんまアブダルだった。
「ぎゃう?ぶーふはのむ。へっへぎゃーこら。(お嬢さん?こんな所で何をしてるんだい?このデブに言ってごらん( ˙꒳˙ )キリッ)」
何を言ってるか分からないが、敵意は感じなかった。だが油断出来ない…ぱむはそんなちょろい女じゃない!
「gyーう?(どしたのー?)」
アブダルは近づいて私にでっかい手を伸ばしてきた。
「ぎゃーーーー!!近づかないで!!このデブ!!」
「g。ぎゃう。(そうです私がデブさんです)」
やっぱりなにいってるかわからず…とりあえず後ずさる。そんな時黒い影がパムの視線を遮った。
「何をしてる!森の変態デブめ!!悪即斬!!」
「うぎゃうーーー(痛いのねー)」
アブダルは腕を深く傷つけられて、デブい体には似つかない俊敏さで去ろうとした。するとアブダルの膝からグジュって音がして転けた。
「い、痛いのねぇ。靭帯切れたのねぇ。」
喋れたんかい!!?
「ええい。忌々しいデブめ!やっちゃうぞ✩°。⋆⸜(*˙꒳˙* )⸝」
そう言って現れた影はでっかい剣を振り下ろそうとする。
あ、これはアブダル死んだな…復活の実でもあるんかな((( *´꒳`* )))ポワワーンとぱむは思う。
ずしゃーーーーー
っは。気がつくとそこはアパートの部屋を出た所だった。キョロキョロ(・ω・ = ・ω・)してみたがなんの変哲もないわがアパートの玄関だ。
「あれ?」
でも足元にはアブダルの腰巻きが…
「き、きたない:( ;´꒳`;):」
ぱむはその腰巻きを管理人に電話して。汚い布が落ちてるの。って言って(*ノ・ω・)ノ⌒してもらいました。
さ、今日のご飯はお鍋かな( *´꒳`*)
( ˙ω˙ )