表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

最後の眠り

寝る位置を整えろー

寝る位置を整えろー

寝る位置を整えろー



最近

これを書きはじめた頃が嘘のように

眠れます

ぐっすりとは

眠れないことが多いけど


すぐに眠たくなります

眠れない時にはいい薬がありますし

困っていないので

この連載はもう洋梨

用無し

ような死です(あかるく笑ってる顔文字)



遠い日に

大好きだった

ひいばあちゃんが

やわらかな出前一丁を

懐かしいあのラーメンのような赤ちゃんのお尻を

作ってくれる夢がなぜ見られないのですか


どうして

なんだこれは

なんじゃこりゃ

みたいな

意味のわからない夢ばかり見せるのですか


劇場主さま

あなたは

そこにいますか

眠りの陰から

わたしを見ていますか


神様

わたしの髪を

噛みちぎって

カミーラ・パリスのように

ってだれだそれ


まぁなんというか

眠るために必要なのはやはり

ふわふわのふとん

これに限る


神様なんか

眠るのに必要ない

むしろいらない

わたしに夢を見せないで

意味のわからない夢でうなさないで

うなされないぞ

うなすなよ


もしかして

日本語おかしいですか





また眠れない日々が

地獄から湧き出るウジュウジュ虫のようにやってきたら

この連載作品は読まずに

睡眠改善薬を飲みます

それでもこの連載作品が

誰かの役に立ってくれるなら

わたしはこれを書いた甲斐があったと

ニヤリとするでしょう

いやニヤリとすんなよ

ほっこりとかしろよ

そんなうるさいことを

横から言うのは誰ですか


あっ


あなたは


だれなんだろう




きっと眠りの森からビジョビジョになって

美女さんがあなたに会いに来てくれるでしょう

そんないい夢なら見たいでしょう?

眠りの中でお眠りなさい

すやすやとやすやすと

おやすみなさい




それでは


心地よい眠りのための朗読を


これで終わります




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ