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素晴らしいこの世界の片隅で。

ある人たち

作者: ニチニチ

ある人は言った。

この絶景に勝るものはないと。


ある人は言った。

目の前には、蜃気楼か広がっていると。


ある人は言った。

きっと、この風景は、やがて災害が起こって消えてしまうんだと。


 

 

 






僕はベンチャー企業が好きだ。



仕事上、よくベンチャー企業の社長と話をする機会がある。

彼らは往々にして、とんでもない苦労をしている。

それは特に資金繰りについてで、こればかりは社長になってみて初めて感じるプレッシャーなんだと思う。

 



今日会ってきた人も、誰もが知る大手総合商社を辞めて、自分の会社を立ち上げた人だった。

 



サラリーマン時代は2,000万ぐらいの年収で、毎月貯金が勝手に積み上がっていく状態。

独立してからは、毎月貯金がすごいペースで減っていく状態。



お金だけで考えたら、真逆の状態だが、それでも人生を楽しんでいる。

仮に事業失敗したとしても、それでもまた立ち上がろうとする。


そういったパワフルでポジティブな人と接すると元気になれる。

また、応援したくもなる。

 

 



ゼロからイチを産み出す力。

とてつもない、パワーと情熱。


 



純粋なエネルギー。

自分と同年代に近い人たちが、新しいことを始めようとする。

それは、回りにいる人々の共感を呼び、やがて大きな流れになるかもしれない。

そんなエネルギーを間近で感じると、ただただ凄いなあと思う。

 

 



彼らは、登っていく。

脱落していく人を、一瞥する。


高い場所を目指して、どんどん登っていく。

あっという間に小さくなって、やがて平凡な僕には見えなくなってしまう。



山の頂上にいた。

彼らは、自分のブレない旗を乱暴に打ち立てる。

そこから見える世界には、一体何が映っているのだろうか。

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