Case.1「森のお医者さんになった白雪姫」
「Case.1」は、白雪姫が森の学校を卒業した後、奨学金を得ることができたケースです。
女子向けの奨学金には、勉強に対する女子のモチベーションをアップさせ、「リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)」を学べます。
14歳で森の学校に通い始めた白雪姫は、学校を18歳で卒業。その後は奨学金を得て、大学の医学部に進学しました。
24歳で卒業した白雪姫は、森で病院を開業します。
25歳の時、自分で決めた相手である植物学者のモクレンと結婚します。自分の稼ぎを家計に入れている白雪姫は、夫に対しても自信をもって意見を言えます。
リプロダクティブ・ヘルスについても学んでいたので、白雪姫は出産を遅らせたいと夫に話し、理解してもらえました。
27歳の時に、第1子となる娘を出産。白雪姫は育児のためにしばらく仕事を休みましたが、無事に復帰しました。
29歳。娘はまだ小さいけれど、少なくとも自分が受けたのと同じくらいの教育を受けさせることができると思っています。また、現時点では子供がもう一人欲しいと思っていますが、夫のモクレンと話し合った結果もう2、3年は間を開けるつもりです。