表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

「女子教育」とは

まず「女子教育」について説明しましょう。

「女子教育」は、女子学生を対象にした教育で、男子に対する教育とは長年区別されてきました。

日本でも、戦前までは初等教育(小学校)のみ男女共学で、中等教育から男女は別々になっていました。

当時、女子の中等教育機関だった「高等女学校」には、小学校を卒業した女子のうちわずか1%の恵まれたお嬢様しか進学できなかったのです。


しかし、戦後に教育は大衆化し、男女共学となりました。日本では義務教育ではない高等学校にほとんど進学します。


しかし、世界、特に発展途上国では状況が違います。

国や地域によっては「女の子に学問は必要ない」と言われているのです。なぜかと言いますと、女の子は将来結婚して家事を担うから、学校教育は必要ないと思われているからです。

ここでは、他の理由も表記します。

・通学路が長く危険

・学校に通わせるお金がない

・学校が女の子にとって安心できる場所ではない(女子トイレがない、女性教員が少ない、女の子に配慮のない教育)

・中等教育を受ける年齢になると、女の子は妊娠できるようになるので、結婚させた方が良い

これらで、悲しい思いをするのは、女の子たちなのです。


だからこそ、そのような地域では女子教育が重要視されているのです。

女子教育を受けさせるために、非営利の慈善団体は途上国に働きかけています。

なぜなら、以下の効果が期待できるからです。

・貧困の連鎖を断ち切ることができる

・結婚や妊娠の時期を遅らせることができる

・妊娠の回数が減り、健康な子供が生まれる

・生まれた子供の生存率が上がる

・1人あたりのGDP(国内総生産)が上昇する

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ