7話 そうだ、武器を買おう
そしてやっとやってきた防具屋。
「すいませーん、武器買いたいんですけど」
「あいよ。どんな武器が欲しいんだ?」
「ってプレイヤーなんですね。βテスターだったんですか?」
「そうだ。今ならちょうど正式サービスリリース陣がたくさんきて、稼げるからな」
なるほど。確かに稼ぐなら今か。
というか、武器か...よく考えたら、ナイフって言っても、投げナイフとか、剣のように使うものがあるんだよな...
そこで考えたんだが...検証のために、スララに吸収させる時って、あの時は素材だったけど、モンスター丸ごと吸収させた方がいいと思うんだよな。
だから、あまり傷つけない方がいいんだよな。うーん。でも、よくわからないから、両方買、っとくかな。
「じゃあ、ストーンナイフ3つと投げナイフ10個ください」
「あいよ。600Gだ」
ストーンナイフは、一番レアリティが低いナイフだ。これでも100Gするんだけどな。マップの1.6倍?
「はいどうも」
「へい」
残金が2400Gに...
まあ、これから稼ぐので、問題ない。
名称:ストーンナイフ☆1 耐久:50 品質☆3
性能:普通
重量:1
性能普通って...悲しっ
まあいい。じゃあ、いくか。
「じゃあ、行ってきまーす」
「おい兄ちゃん、防具は買わなくていいのかい?」
「あ、」
忘れていた。テヘペロ
「じゃあ、この、革の防具ください」
「へい150Gだ」
名称:革の防具☆1耐久:200 品質☆3
性能:水がしみる
重量:2
「ぶっ」
「どうした?」
水がしみるって...悲しっ(2回目)
これが、レアリティ1...
性能のいい武器を変えるようにならないとな。
「じゃ、さよならー」
「へい」
残り2250Gか。常に残り、1500G以上あるようにしとくか。
じゃあ、行こ
「ピュ!ピュ!」
「どうした?」
なんか急に、スララがピューピュー行ってきた。なんだ?
「ってスライムをテイムしてるのか。武器が欲しいんじゃないのか?」
「スライムって、武器付けれるんですか?」
「アクセサリーならつけられるぞ」
「そうなのか?スララ?」
「ピュ!」
そうみたいだ。じゃあ、買うか。
どれどれ〜ってたかっ!1個200Gとは...
名称:俊敏のアクセサリー☆1 品質☆3
効果:敏捷に、+2
まあ、効果はいい方だな。一番安いものにしては。
「じゃあ、これ買います」
「へい」
これで、残り2050G。
装備をスララにつける。そしたら、体が少し変形して、リングができて、そこにかかった。
「ピュ!ピュー!」
「お、似合ってるぞ〜」
「なかなか似合っているじゃないか」
似合っている...!
「ありがとうございます!」
「ピュー」
「どうも」
さすが...って名前なんだっけ?
「そういえば、名前ってなんていうんですか?」
「リュウだ」
「リュウさんですか」
「フレンドになるか?」
「え、いいんですか!」
「お前は、なんか強そうになる気がするしな」
そう言われると、なんか嬉しいな。
「じゃあ、お願いします」
「おう」
ピコーン
「素材とか取ってきたら、持ち出してくれよ」
「はい!じゃ、ありがとうございました」
「じゃあな」
よし、じゃあ、今度こそ狩に...って、周りのマップ持ってないや。
じゃあ、サクラのところ行くか。
ーーー
「おかえり〜モンスターにズタボロにされた?どっかに吹っ飛ばされた?」
「出合頭に言う言葉じゃねえよ」
サクラは、相変わらずだ。
「狩りをするところのマップ下さ〜い」
「へーい。75Gです」
「へい」
残り、1975Gか。
「あ、そうだ。7大罪ってなに?そういや」
「いや、しらないでこたえていたの…7大罪はね...
サクラによると、傲慢、憤怒、嫉妬、怠惰、強欲、暴食、色欲が、あるそうだ。
それぞれのつうじょうのよみかたは、左から順に、ごうまん、ふんど、しっと、たいだ、ごうよく、ぼうしょく、しきよくだそうだ。
それぞれの、手に入れ方は、いろいろとあるそうだ。なるほど。グラトニーって、なんか暴食ってイメージがある。なぜ。
「じゃ、10Gで」
「やすっ」
「ほぼ、ゲーム外の情報だからね」
1965Gか...そろそろ行くかな。
ちなみに、取得条件は、大まかだが、500Gといっていたので、遠慮しといた。
「じゃ、行ってくる」
「ピュッピュピュ〜」
「いってらっしゃーい」
よし、狩場に行くぞ!
7大罪を、ひらがなでかくと、なんかかわいいw