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スライム万能  作者: 白銀 咲桜
1章 1層レベル上げ編(仮)
6/12

5話 本当の訓練

「ほ、ほら。そんなに怒るなって〜」

「ピュ〜〜」

 俺は、スララを必死になだめていた。

 どんたけまずかったんだよ...

 さっき、味覚軽減という謎スキル手に入れていたぞ。ON OFFできるらしいけどね。


「ピュ!」


 スララがなんかをジェスチャーしてくる。

 というか、擬態か?これ。

 スララのステータスを見てみたら、擬態が使用されていた。まじか。

 これは...巻物か?


「これは、スキルの書じゃないか?」

「なんだそれ?」


 聞いてみたところ、スキルが手に入る巻物らしい。

 値段が、100000Gだそうだ。たっか。



「ピュ?」

「スキルの書が欲しいのか?」

「ピュ!」

「わかったわかった。あ、そういやさっきの結果どうなったんだ?」

「ピュ〜」


 うん?なんかできないのか?ステータス絵を見てみる。


 擬態Lv2 ブルースネーク2/60


 お、レベルが上がっている。にしても、2/60(六十分の二)


「なんか、2/60って出ているんですが」

「じゃあ、残り58個集めればいいんじゃないか?」

「じゃあ、そのモンスターを狩ってきます」

「お、おい待て。ここに訓練しにきたんじゃないのか?」

「あ、そうだった」


 色々あって忘れてた。


「じゃあ、まず土魔術からーーー」


 そのあと、色々試していった。結構使いやすく、便利だと思った。

 しかし、剣がなかったため、剣技が使えなかった。

 結局、まず装備とかを整えないとな。


「じゃあ、ありがとうございました」

「おうよ。今度、結果を教えてくれよな」


 ゴツラさんには、お世話になったからな。今度、なんか差し入れ持ってこよう。


「じゃあ、ちょっと防具屋行ってきますね」

「お、おい待て。依頼受けてけてきたんじゃないのか?」

「あ、そうだった。」


 あっぶねー。また忘れるところだった。

 じゃあ、ギルドに行くか。


「じゃあ、ギルド行ってきますね」

「おう、行ってらっしゃい」


 よし、じゃあ、ギルドに行ってくるか。


 ーーーーー


 というわけで帰ってきました。ギルド。

 クエスト報告をしに行く。


「あ、さっきの...クエストが終わったんですか?」

「はい。これってどうすればいいんですか?」

「あ、それはギルドカードをこちらにください」


 あ、見てみたらなんか光っっていた。


「では受け取りますね」


 ピカー


 アリサさんが水晶にギルドをかざしたら、なんか光って、元に戻った。


「これで、クエスト完了です。報酬はこちらになります」

「あ、はい」


 ギルドカードと、報酬を受け取る。

 60G...この世界では、10円=1Gといったあたりの相場だから、約600円か。

 これほぼ、子供のおこずかいのレベルだろ。かなしっ。


「うーん。じゃあ次どこ行くか...」

「ピュイ!ピュイ!」


 スララがなんかを擬態してくる。


「ナンカマキモノミタイナカンジダナー」

「それ、スキルの書じゃないんですか?」

「ぎくっ」


 バレたか。あれ高いんだよな。


「それってどこに売ってるんですか?」

「ここら辺には売ってないですね。あ、でも今度開催されるイベントの景品がスキルの書だったような...

「そうなんですか?」


 ていうか、イベントという言葉、こっちでも通じるのか。

 詳細を見せてもらう。


 特別クエスト:謎の塔

 場所:北の森

 内容:北の森に、謎の塔が現れた。

 なかっで取れる、いろいろなアイテムを取ってきた欲しい。

 中で取れる、様々なアイテムを取ってきて欲しい。

 特定のアイテムは、交換で、他のアイテムと交換することができる。

 手に入れたものが報酬だ。


「中には、海など、空など、いろいろなものをテーマにしたものがあるらしいですよ」

「へえ。じゃあこれ、受けますね」

「はい」


 このクエストを受けた。


「では、これをどうぞ」

「何ですか?これは」

「これは、塔に入る際の許可証です。これをなくすと、中に入れないので、ご注意ください」

「はーい」


 無くさないようにしとこう。


「よーし。じゃあ、草原へ行って、鍛えるぞー!」

「ピュー!」


 そうして意気揚々と出て行こうとした時、


「あ、その格好で行くと危ないですよ」


 あ、そういや防具屋に行く予定だったっけ。



ゴツラさん、アリサさん「「忘れっぽい人」」

スララさん「ピュイピュイ」

白桜さん「うっさい!」

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