3話 ギルド
というわけでやってきました、冒険者ギルド!
いやーここに来るまで色々ありましたねー
変な奴に絡まれたり、ぶっ飛ばされそうになったり...
「ピュイ?」
すいません。嘘です。何かテンプレ的なことを言いたかっただけです。
「ピュイ!ピュイ!」
「あーはいはい。入るぞー」
「ピューイ」
そうして、ドアを開け、中に入っていった。
中は...結構しっかりとしてるな。まさに異世界という感じのところだな。
さて、どっか空いているカウンターは...
「ピュイ!
「お、あったあった。」
スララが見つけてくれた。こんなこともできるのか。さすが最新技術。
そして、受付員に話しかける。
「あの、すいません。ギルドの登録をしたいんですけど...」
「登録ですね。でしたら、この水晶にお触れください。登録に必要な情報が自動で書き写されます」
「わかりました」
俺は水晶に触れた。
すると、少し水晶が光ったような気がした。
「設定が完了しました。こちらがあなたのギルドカードです。クエストを受ける他に、身分証明書にもなりますので、無くさないようにしてください。再発行には料金があります。それでは...改めて、冒険者ギルドへようこそ!たくさん依頼を受けてくださいね」
「あ、はい。ありがとうございました」
俺はギルドカードを受け取る。これで訓練場が使えるな。
よし、そうとなったら早く行こう。
「よし、訓練場に行くぞ!」
「ピュイ!」
「あ、訓練場に行くのならこのクエストを受けてくれませんか?」
「へ?」
受付員...あ、アリサさんっていうのか。普通に名札に書いてあった。
あ、ウインドウが出できた。ええと、何々?
クエスト
内容:荷物を訓練場まで持っていく。
期限:3時間以内
報酬:60G
荷運びのクエストか。物なら収納できるから...
「受けます」
「あ、ありがとうございます!この依頼、あまり人気がなかったんですよね。みんな討伐系のクエストに行ってしまって...」
「へえ、そうなんですか」
なら、このクエストを選んで正解だったな。
「で、運ぶものというのは...」
「あ、こちらになります」
なんだこれ?ダンボール?こっちにもあるのか。
「わかりました。じゃあ運んできますね」
「はい、お願いしますね。」
こうして、俺は、訓練場に戻っていったのだった。
次のサブタイトルにしたかったけど、なんか微妙だからやめたタイトル。
4話 訓練場よ、私は戻ってきた!