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スライム万能  作者: 白銀 咲桜
1章 1層レベル上げ編(仮)
4/12

3話 ギルド

 というわけでやってきました、冒険者ギルド!

 いやーここに来るまで色々ありましたねー

 変な奴に絡まれたり、ぶっ飛ばされそうになったり...


「ピュイ?」


 すいません。嘘です。何かテンプレ的なことを言いたかっただけです。


「ピュイ!ピュイ!」

「あーはいはい。入るぞー」

「ピューイ」



 そうして、ドアを開け、中に入っていった。

 中は...結構しっかりとしてるな。まさに異世界という感じのところだな。

 さて、どっか空いているカウンターは...


「ピュイ!

「お、あったあった。」


 スララが見つけてくれた。こんなこともできるのか。さすが最新技術。

 そして、受付員に話しかける。


「あの、すいません。ギルドの登録をしたいんですけど...」

「登録ですね。でしたら、この水晶にお触れください。登録に必要な情報が自動で書き写されます」

「わかりました」


 俺は水晶に触れた。

 すると、少し水晶が光ったような気がした。


「設定が完了しました。こちらがあなたのギルドカードです。クエストを受ける他に、身分証明書にもなりますので、無くさないようにしてください。再発行には料金があります。それでは...改めて、冒険者ギルドへようこそ!たくさん依頼を受けてくださいね」

「あ、はい。ありがとうございました」


 俺はギルドカードを受け取る。これで訓練場が使えるな。

 よし、そうとなったら早く行こう。


「よし、訓練場に行くぞ!」

「ピュイ!」

「あ、訓練場に行くのならこのクエストを受けてくれませんか?」

「へ?」


 受付員...あ、アリサさんっていうのか。普通に名札に書いてあった。

 あ、ウインドウが出できた。ええと、何々?


 クエスト

 内容:荷物を訓練場まで持っていく。

 期限:3時間以内

 報酬:60G


 荷運びのクエストか。物なら収納できるから...


「受けます」

「あ、ありがとうございます!この依頼、あまり人気がなかったんですよね。みんな討伐系のクエストに行ってしまって...」

「へえ、そうなんですか」


 なら、このクエストを選んで正解だったな。


「で、運ぶものというのは...」

「あ、こちらになります」


 なんだこれ?ダンボール?こっちにもあるのか。


「わかりました。じゃあ運んできますね」

「はい、お願いしますね。」


 こうして、俺は、訓練場に戻っていったのだった。




次のサブタイトルにしたかったけど、なんか微妙だからやめたタイトル。

4話 訓練場よ、私は戻ってきた!

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