表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/139

結果が返ってきました





「むぅ……」


千雪はそう言うと、ソファーの上に寝そべって何かの紙を睨みつける。

足をバタバタさせてるから、制服のスカートが色々際どい感じになってる。


「千雪、どうしたの?何か嫌なことでもあった?」

「まあ、そんなところかな?実は、テストの結果が返ってきて……」

「なるほど。点数悪かったの?」


僕がそう尋ねると、千雪は一瞬戸惑った後僕にテストの結果を渡してくる。

……あれ?


「千雪、そんな落ち込むこと?十位じゃん。十分凄いと思うけど?」

「そうなんだけど……」

「ほら、前回より順位上がってるし。前回十一位だったじゃん。」


十位も十分凄いと思うけどなぁ……

そもそも、二年生の初めの方のテストは平均点行ってなかったし。


「でも……それじゃあ、ダメなの!」

「え?どうして?」

「……だって、夜空君と同じ学校行けなくなっちゃうから。」

「……なんで?」

「夜空君、頭いいでしょ?だから、夜空君に追いつくぐらいの成績じゃないと、同じ大学に行けないから……」

「あー、なるほど。」


そっかぁ、だからテストの結果睨みつけてたのかぁ……

でも、そんなに悩むことないのに。


「千雪、心配しなくてもいいよ?」

「ど、どうして?」

「僕は、千雪が行った大学に行くから。」

「え?で、でも、それじゃあ夜空君が……」

「いや、そもそも僕学歴とか要らないし。もう十分お金あるし。」

「……あ。」


そうなんだよね。もう働いてるから、実際には大学とか高校とか行く必要ないんだよね。

だから、頭いい大学に行く必要皆無なんだよ。


「あぁ……そうだったぁ~、わたし、はやとちりしてたぁ……」

「まあ、そういうこともあるよ。」


僕はそう言うと、千雪と向かい合う場所のソファーに座ってコーヒーを飲む。


「はぁ……なんか恥ずかしい。」

「僕からすれば役得かなぁ……スカートの中見えてたし。」

「なっ!!」


千雪はガバッと起き上がって、スカートを抑える。

顔を真っ赤にして、涙目になりながらこっちを少し睨むように見てくる。


「は、は、早く言ってよ!」

「あ、ごめん。冗談だったんだけど……」

「っ!そ、そんな冗談言わないでよ!」

「だからごめんって。」


頬を膨らませて、涙目で僕を睨みつける千雪。

そんな顔もかわいいって思う僕は病気かな?


「むぅ!全然反省してないでしょ!」

「いや、反省はしてるよ?」

「嘘だ!そんな夜空君にはお仕置き!」


千雪はそう言うと、ソファーから立ち上がって僕に突撃してくる。

っていうか、ほぼ飛びついてきた。


「おっと。」


僕はそう声を漏らして、先輩を受け止める。

すると、千雪は僕の両方の頬をギュッと引っ張った。


「ひ、ひひゃいれふ(い、いたいです)。」

「文句言わないー!」

「ひゃい……(はい……)」


どうしよう。少し痛い。

でも、それよりも千雪がとても近くて、可愛い。


「どう?反省した?」

「ひゃ、ひゃんせいひまひた(は、反省しました)」

「よし!」


千雪はそう言うと、僕を解放してくれる。

うぅ、まだ頬が痛い……

でもまぁ、千雪可愛かったし、反省はしても後悔はしてないけどね☆





あー、この二人は書きやすいなぁ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
これも読んで!
「絵が好きな君と絵を描かない僕」
面白いよ!(たぶん)

作者ツイッター
更新情報とかくだらないことを呟きます
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ