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不思議ちゃん系女子 ―「熱帯夜の寝汗」

夜が深く、月明かりだけが静かに部屋を照らしている。


外は相変わらずの湿気に包まれ、エアコンをかけてもすぐに空気が重くなる。


シャツが肌にぴったりとくっつき、湿気を帯びた冷たい感覚が背中に広がる。


寝汗がじっとりと肌に染み込むその感覚に、不快を感じながらも、私はそのまま寝転がっている。




「ん…あれ、寝汗?」




思わず声が漏れて、シャツを引っ張ると、ひんやりと湿ったその感覚が肌にくっつく。


寝汗が背中を伝い、汗の匂いがほんのりと部屋に広がる。


その湿った匂いが心地よくもあり、不快でもあり、


不思議な感覚が胸の中でこみ上げてくる。




「うーん、なんか眠れないなぁ。」




私は無意識に布団を引き寄せながらも、じっとしていられずに何度も寝返りを打つ。


その度に、シャツが肌にぴったりとくっついて、冷たさが広がる。


寝汗が身体を濡らすその感覚が、少しだけ心地よくて、


でも、どこかでこの不快感をどうしても感じてしまう。




「でも、なんだか面白いなぁ。」




私は無意識に笑みを浮かべる。


その不快感すら、どこかで楽しんでいる自分がいる。


そのシャツがぴったりと肌にくっついている感じが、


私の体に変な安心感を与えているような気がしてくる。




「寝汗でぬるっとした感じ、嫌なわけじゃないんだけどな。」




そう呟きながら、私は再び布団に横たわり、目を閉じて静かにしている。


湿った感覚が体に広がり、寝汗の匂いが部屋に漂って、


そのすべてが、何故か私を心地よくさせる。




「眠れないなら、少しだけこの不快感を楽しんでみようかな。」




その瞬間、ふと頭に浮かんだのは、他の誰かがこの状況を見たらどう思うだろうか、ということだった。


寝汗でぬれたシャツ、湿った匂いが部屋に漂っているその状況に、


無意識に胸が高鳴ってしまう。


誰かが近くにいれば、きっとその視線が重く感じるのだろう。




「なんでこんなにドキドキするんだろう…。」




寝汗をかいて不快なはずなのに、どこかで心地よさを感じている自分がいる。


シャツがぴったりと肌にくっつくその感覚が、私を無意識に不安にさせるのに、


同時にどこかでその感覚を求めている自分もいる。




「こんな夜の、こんな時間に。」




湿ったシャツの冷たさが、肌にピタリとくっついて、


その冷たさが心の中にじわじわと広がる。


寝汗の匂いが混じって、部屋の空気に染み込むその香りに、


何故か少しだけ安心してしまう自分がいる。




「うーん…でも、これって、ちょっと面白い感じ。」




私は少しだけ恥ずかしそうに笑みを浮かべ、再び寝返りを打つ。


湿気を感じながらも、その不快な感覚にどこかで安心している自分がいる。


普段なら、こんな状況が嫌で仕方がないはずなのに、


今はその不快さがどこかで私を包み込んで、少しだけ心を落ち着けている。




「寝汗をかくことで、こんなにもリラックスしているなんて…。」




その思いがふと心の中で広がり、私は少しの間目を閉じている。


シャツがぴったりと肌にくっつくその感覚に、


汗の匂いが絡みつくその空気が、無意識に私を包み込んでいく。




「なんだか、これが私らしいのかもね。」




そう思いながらも、少しだけドキドキする胸の高鳴りを感じている。


寝汗で湿ったシャツが肌にくっつき、その不快さがどこかで心地よさに変わっていく。


まるで、この状況を楽しむように、私はそのまま静かに目を閉じる。




「こんな夜、私はこんな自分を、ちょっとだけ許してみようかな。」




そのまま、私は寝汗にぬれたシャツと湿った空気に包まれて、静かに眠りに落ちていく。

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