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小悪魔系女子 ―「熱帯夜の寝汗」

部屋の中の空気がどこまでも重い。


エアコンをつけても、熱帯夜の湿気が逃げることなく、


肌にぴったりとまとわりついてくる。


その冷たい空気が感じられるはずなのに、シャツがしっとりと湿っていくのを感じ、


私の背中にじっとりと汗が流れ落ちる。




「うーん…」




寝返りを打ちながら、私はふと鼻で息をつく。


汗の匂いが、ほんのりと部屋に広がり、


その匂いが何かを引き寄せるかのように心をざわつかせる。


私はその感覚を、わざと気にしないふりをして、再び目を閉じる。




シャツが肌にぴったりとくっつき、


その冷たい感覚が一気に広がる。でも、それが心地よくも感じるのは、


なぜだろう。


気づけば、体はその冷たさを楽しんでいる自分がいた。


本当なら、寝汗なんて嫌いなはずなのに、不思議とそれを受け入れている自分がいる。




「…不快だけど、嫌じゃない。」




そう言いながら、私はシャツを少し引っ張る。


湿った感触が肌に広がり、その冷たさに少し身を震わせる。


寝汗が背中を伝い、シャツがぴったりと肌にくっつく。


その湿った感覚、冷たい感覚が、じっと私を包み込むような気がして、


心地よいと思ってしまう自分が少し恥ずかしい。




「こんな夜でも、私は全然平気だわ。」




少しだけ心を落ち着けようとして、目を閉じる。


冷たい寝汗が背中を伝い、シャツが肌にぴったりとくっついていく。


その不快さが少しだけ気になるけれど、私はそれを隠すように、


ゆっくりと深呼吸をする。




だって、私はそんなことに動じない。


私には、もっと大切なことがある。




「ちょっとくらい汗をかいたって、平気だし。」




その言葉を心の中で繰り返すと、少しだけ安心する。


でも、無意識にその汗の匂いが鼻に届くと、


なんだか甘いような、ちょっとした誘惑のような気がしてきて、


私はその香りに少しだけ身を委ねたくなった。




「もし、私が今、誰かに見られたら…?」




そう思った瞬間、体の奥が少しだけ熱くなる。


寝汗が体にぴったりとくっつくその感覚が、


どこかで心の中にある小さな期待をかき立てる。


その湿った感覚が、私を無意識にその妄想に引き寄せる。




「やだ、私、何を考えてるんだろう。」




でも、否応なく頭の中でその思いが膨らんで、


どこかで自分を楽しませてしまっている。


汗の匂い、冷たいシャツ、そして湿った肌の感覚が、


何とも言えない気持ちを呼び起こす。




「もし、誰かが私を見ていたら…?


どうしよう…?」




その疑問が心の中でぐるぐる回る。


その間に、寝汗が背中を伝っていき、シャツがぴったりとくっついて、


その冷たさが心地よくも感じるようになってきた。


いや、むしろ、少しだけその感覚に酔ってしまいそう。




「でも、もしも…誰かが私の寝汗を感じたら、


どんな顔をするんだろう。」




その想像がさらに私を引き寄せ、心の中で何かが熱くなっていく。


冷たいシャツが肌にくっつくその感覚が、


まるで誰かに触れられているかのような錯覚を引き起こす。




「私のこと、そんな風に見てくれる人がいたら、


どうしよう…?」




その言葉を心の中で繰り返しながら、


寝汗の冷たさを感じるそのまま、私はまた目を閉じる。


湿ったシャツが肌にくっついて、匂いが部屋に漂うその感覚が、


どこかで私の心を揺らし、少しずつ優越感を感じさせてくれる。




「不快なはずなのに、


どうしてこんなに心地よいんだろう。」




その問いに答えることができず、私はただそのまま、


眠りに身を任せようとしている。


シャツがぴったりと肌にくっつき、汗の匂いが部屋に広がる中で、


私はそれを楽しんでいる自分に気づく。




「この感覚が、私をちょっとだけ気持ちよくさせる。」




その感覚を胸に抱きながら、私は深く息を吸い込む。


シャツの湿った感覚と汗の匂いが、


私の中で一瞬だけ、甘い誘惑を感じさせている。




「こんな夜だからこそ、私が楽しんでみてもいいんじゃない?」




その思いが、私を無意識に深い眠りに引き込んでいく。

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