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3-4行き来する火の玉④
昔話があります。
恨みの火の玉というものがあります。泉南市兎田と岡本(今の泉佐野市)の間を毎夜に火の玉が行き来するというものです。
かつて、兎田の娘と岡本の男が付き合っていたそうです。しかし、兎田の娘は岡本の男に浮気されたのです。それに怒った兎田の娘は岡本の男の家を放火したのです。
岡本の男は焼死しました。兎田の娘はどうなったかわかりませんが、本人も家も跡形もなく消えてしまったようです。
それからほどなく、恨みの火の玉が現れたのです。2つの火の玉が2人の家を行き来するのです。死後も逢引か、と住人たちは口を揃えました




