3-2行き来する火の玉②
この日も母方の祖父探しです。のんべぇの酒のみなら肝臓を壊すので休肝日を設ける頻度です。始めたら熱中する年頃です。
江永橋を越えて吉見に訪問すること数回、未だに手がかりはありません。左手には飛行機が飛び上がっています。関西国際空港から出るものです。
20年くらい前に出来た関空は沿岸まで行くと遠くに見えるのです。出来た当初は住人たちの皆が海岸までやじうまとして群がったものです。でも、一週間も足らずに解散しました。
そんな簡単に解散できる野次馬と違い、そこに建てられた負の遺産は扱いに困るようです。ゲートタワービルがその象徴として揶揄されています。
南海電鉄とJR西日本とが関空へと繋げる路線を挟む門のように建つ予定だったビルです。しかし2本目が建つことなく今に続くのです。その1本目すら空きフロアの塊で、首が回らない状況です。
江永橋の近くの空き地には、観光バスが止める場所があります。以前までは謎の空き地に首をかしげていました。ある時に大量の観光バスが停車されていて合点がいったのです。
観光バスも含めて負の遺産です。こんなところに関空関係の都市開発しても、人履きません。維持費の方が大変だと思います。
関空手前にりんくうタウンという場所ができたのですが、人がまばらです。閉店による秋フロアも増えています。未来のシャッター街です。
警察学校や動物の大学病院なども一緒に建てられました。大阪湾を見下ろす湾岸線が車を走らせます。やはり人も車もまばらです。
関空の経済は沈んでいきます。関空も物理的に沈んでいると地元で罵られています。どうしてこんなところに建てたのか?
今の関空は物流がメインのようです。人を乗せての旅は期待していません。だから、閑散としている割には役立っているようです。
関空の利権があるのは3つの市町村です。泉佐野市・田尻町・泉南市の3つです。泉南市が一番南であり、少年が住んでいる岡田がある場所です。
岡田から田尻町吉見へと探索するのです。りんくうタウンまで行けば、泉佐野になるのです。その間が探すところです。




