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伝説の男

「ゴリオン、罠だ!」

真夜中、皆が寝静まった頃、無法地帯サラトガが爆風の海に包まれる。

その音に気づき、家から出たものもいるが、灰となって消えていく。

俺は歩けなくなった相棒を抱えて安全な場所に避難する。

「大丈夫だ兄弟」

相棒に優しく言葉をかけ、ハンドガンのサプレッサーを外す。

とりあえず止血をし、ポカリを飲ませ、仲間に連絡をする。

「こちらエージェントゴリオン、至急サラトガに救急隊をよこせ!」

マガジンに弾を込め、セットし、コッキングをする。

俺は仕事を終わらせるため1人で敵地に乗り込む。大群でお出ましか。

「お前らは散弾銃、こっちはハンドガン!お前らは小学校の1クラス分、こっちは俺1人だ!プライドとかねぇのか!」

敵を挑発し、相手の戦意を少しでも折ろうと思ったが、まぁ無理そうだ。

敵は無言でショットガンをリロードし、銃口をこちらに向ける。

「おいおい反抗期か?ままが悲しむぞ!」

無視、、、こいつら口ついてんのか?

俺は小学生の頃無視されていじめられてたから無視されるのはいい気分にはならない。だからといって敵の配置を把握するのはサボらない。

まず敵は30人程いて全員がショットガンを持っている。で、こっちはピストル一丁。まぁ普通なら勝てないわな、

「だが、俺は伝説の殺し屋になる男、ゴリオン様だ!!」

初任給で買った腕時計を外し、右手の第二関節と第三関節の間に巻き、メリケンサックのようにもち、

「さぁ始めよう!伝説の戦いを!」

この一戦は後にサラトガの伝説として語り継がれることとなる。

1人のエージェントを犠牲として・・・

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