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お人好しな悪役令嬢  作者: にー
6/8

入学式

そして小学校入学の日。


エスカレーター式で小中高一貫校である。

中学から外部生も受験可能だが、中学から入る子は数人だ。

高校からは特待生制度などがある為、

外部生の受験生も増える。


また他の学校に転校や移る子は稀なので

今小等部にいる生徒は高校までは一緒だ。


真里亜の兄2人も同じ学校で、長男は今5年生、次男は3年生に進級した。


同じ敷地内に小•中•高校のそれぞれの校舎がある。

そして真里亜は学校に来て改めて感じた。


チラッと見えた高校の校舎。

やっぱりこの学校‥あの夢と一緒だ。

勿論来たのも初めてだ。


やっぱりあの夢はただの夢のじゃない。

瑛智君と会ってからずっと考えていた。

やはり未来の出来事なんだと。


それをまた実感させられた。




ということは、『さゆ』さんもいるのかな?

無事、式を終えてクラス表の確認をしにいく。


しかし張り出されたクラス表を確認するが、


いない!良かった!

やっぱりただの夢?

いやでも高校生位だった。

中学か高校で途中から入ってくるのかも‥


そして心配していた瑛智君ともクラスは違った。


良かった!とりあえず一安心!



「残念だね。瑛智君とクラス離れちゃったね。」

クラス表を見た母が言う。


「‥うん。そうだね。」


「でもこの後石崎さん家族とご一緒にご飯食べに行くから、今度こそ仲良くなれるといいね。」


「えっ‥」

聞いてないよ!!!?

行きたくないよ!!

私嫌われてるもん!!


あんなに優しそうな笑顔だったのに

本当はあんなこと思ってたんだよ!


消えろ。とまで言われたし‥


でもそれは私が何かしたからなのかな?


でもとりあえず近寄らなければ

あんな未来にはならないはず!!


「パパ行きたくないよ」

「今日から小学生なんだ。ワガママ言うな。」と怒られた。



‥。

やだよー!こわいよ!!












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