転生したら魔王だったけry
プロローグ「死亡、そして転生」
.......
「先生!今日の補習サボってもいいですか!」
「黒峰!せめて体調不良とかにしろ!」
巻き起こる笑い声、「いいぞー!キョウヤ!もっといったれ!」味方してくれる男友達、そんな馬鹿みたいな日常も簡単に崩れた。
...
それじゃあみんなまた明日、気をつけて帰宅するように。
そんな先生の声聞き席を立つ生徒達、帰りにどこか行かない?と話す談笑の声、それを聞き俺も席を立つ。
「先生〜体調不良なんで帰りまーす」
「黒峰ぇ...ま、いいか、補習明日はサボるなよ?」
「あーい」
体調なんて悪くは無いが、補習なんてやってられないし帰るとする。
すると馴染みの隣の席の奴が
「今日どっかよってかない?」
「結局補習サボったしそれもいいなぁ」
こいつは、去年から一緒のクラスになった木下明夫、同じゲームをしてたって理由で仲良くなったやつだ。
「んじゃゲーセンでも行くか?」
「そうだなー」
そんなことを話しながら校舎から出て、駅のゲームセンターまで歩く道で、その時が来た。
「あ、危ない!!!避けて!!!」
「へ?」
「黒峰ッ!あぶねえ!!」
「何が?...ってうわぁぁぁぁあ!?」
どがぁぁん!
そんな音がして、俺は地面に倒れた。
身体中が痛い、何が起きたか周りを見たくても、首が痛すぎて動かない。辛うじて分かるのは俺から出てはいけない量の血が出ていること、
「男の子の上に工事現場の鉄板が上から落ちてきたんです!すぐ来てください!」
「警察の前に救急車!救急車呼んで!!」
俺の上に鉄板が落ちてきたらしい、多分このまま俺は死ぬのだろうか?
「大丈夫か!?黒峰?!」
大丈夫なわけあるかい!血の量見ろよな!大丈夫であってほしいんだよ!俺だって!でも...このまま行けば俺は死ぬのかな...?
死ぬって思うと考えることがいっぱいあるな...やれてないことも多いし、まだ彼女もいないし...うぅ...
もっと長生きしたかったなぁ...救急車とか間に合うわけないだろうなぁ....もし、次の人生があるなら、俺はどうなりたいかな?鉄板なんかじゃ死なない強さが欲しいかもなぁ。あとは木下なんかじゃなくてもっともっと博識で、天才なやつと友達になってみたいよなあ....。
暗くなっていく視界の中、木下に失礼なことを考えていた。
.....ああ、死ぬって怖いな...なんで俺なんだよ.....
そして俺、黒峰キョウヤ、年は18歳の人生が終わった。
.........
「魔王さ...の子供...生ま...たぞ!次期魔...の誕生だ!」
「よう....ですね....おうさ......」
(ん?なんか話し声が聞こえる...ここ天国かな?地獄かな?)
「あぁ.....みんなの..おか....だよ...」
「みん.....!宴.....準.....だ!」「うおおおおぉ!」
(話し声は聞こえるんだけどよく聞こえないな.....)
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これが1番最初の記憶、何故か現実世界で死に異世界転生したな男の話。
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