表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生令嬢がゆるゆる頑張る話  作者: 和和
第二章 転生令嬢、リズ
43/44

エリーゼ【瑛美】の手紙

あらすじ:私リズ!まさかお母様が転生者だったなんて…!しかも、私の前世の親友だった瑛美だと言うから驚きよ!…それにしても、手紙の内容ってなんなのかしら…?

エリーゼの宣言から3日後、手紙が完成したという知らせがタイラーの元に届いた。


(私が行っても良いのかな…?)


そう思いながら、タイラーはグレント公爵邸の応接間へと入っていった。


「タイラー君、よく来たわね!」


エリーゼがタイラーに話しかける。部屋には既にグレント公爵、ケンドリック、リズ…そして侍女のルーチェとリュミーがソファーに腰かけていた。


タイラーがソファーに座ると、ケンドリックが部屋の中にいる人々へ話し始めた。


「まず始めに…今回の話しは基本的に他言無用だ。まあ、他人に言ったからって何かあるわけではないけれど…到底信じられるような話ではないからね。」


「あ、あの…お父様。」


「どうしたんだい?リズ。」


「ひ、1人だけ、話をしたい人がいるんだけど…」


「ああ、以前うちに来ていた子だね。あの子は良いよ。リズが転生していることも知っているし。…ただ、他の子には出来るだけ言わないようにね。」


「わ、分かりましたわ…」


「あ、それともう一つ。私は手紙の内容を知らないから、憶測でしかないけど…この手紙は…リズの…【紗貴】の後悔を晴らしてくれると思っているよ。」


ケンドリックとリズの話が終わると、エリーゼが張り切りながら話し始めた。


「じゃあ、早速読み上げたいけど…先に言っておくわね。今回は手紙を2つ用意したわ!」


「な、何故だい?エリーゼ。」


ケンドリックが疑問を投げ掛けると、エリーゼがふふんと笑い、話し始める。


「【健斗】の分と【紗貴】の分!【健斗】には口頭で話したけど、実はもっと話したいことがあったのよね!…だから、手紙にしてみました。」


「な、なるほど…」


ケンドリックが納得していると、今度はリズがエリーゼに話しかける。


「あ、あの…お母様…!」


「どうしたの?リズ。」


「お母様は…本当に…【瑛美】、なの?」


「ええ!そうよ!証明は必要かしら?」


「いや、別に…「良いわ!証明してあげる!」…話を聞いて…」


「そうね…私の部屋の押入れの下の方にある棚の上から2段目「止めて!わかった!わかったから!!!」あらそう?」


赤面するリズを見て、ケンドリックは何かを思い出した。


「ああ!あの夢小説!」


「何で【健斗】が知ってんの!【瑛美】にしか話してないのに!」


「?…あ!そうか!リズはまだゲームをクリアした時までしか記憶がないんだよね!【瑛美】の部屋を片付けるときに見つけたんだよ。いやー…あれはスゴかった…」


「止めてえええ!!!」


リズの声が部屋に響き渡った。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ルーチェとリュミーがリズを落ち着かせると、リズはエリーゼに話しかけた。


「と、取り敢えず…お母様の…【瑛美】の手紙を聞きましょう?お母様!読んでくれるんですよね?」


「え、ええ…では、まずは【健斗】宛の手紙から。」


「私宛から?」


「ええ、ちゃんと、順番通りに話さないとね。」


エリーゼはそう言うと、ひと息ついて、ゆっくりと口を開いた。


「では、話すわね。…【健斗】へ…」



次へ続く!

次回、瑛美から健斗への手紙です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ