表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生令嬢がゆるゆる頑張る話  作者: 和和
第二章 転生令嬢、リズ
33/37

瑛美と紗貴(2)

あらすじ:私紗貴!瑛美ちゃんがお泊まりに来てくれたよ!お母さんと何か話してたけど、なんだったんだろう…?まあ、いっか!楽しみ!

「瑛美ちゃん!一緒に寝よ!」


「う、うん!」


紗貴と瑛美は同じベッドで寝ようとしている。


先ほどまで色んなゲームで遊んでいたが、紗貴があまりにも楽しみすぎて、夜更かしに突入しようとしていたところを紗貴の母に見つかり、今に至る。


「…寝れない!」


紗貴はテンションが上がりすぎているためか、なかなか寝付けない様子だ。


そんな紗貴を見て、瑛美はクスクスと笑い、紗貴に話す。


「紗貴ちゃん、私も寝れないの。…今日が、すごく楽しくて…寝るのが勿体無くなっちゃったんだ…!」


「瑛美ちゃん…」


紗貴は瑛美に向かって話す。


「瑛美ちゃん、また遊ぼうね。」


「うん…」


「…また、お泊まりもしようね。」


「…うん!」


「約束だよ!」


そうして2人は指切りをした後、瞼が落ちるまでおしゃべりをしていくのであった…



~~~~~~~~~~~~~~~~~~



翌朝、瑛美の母が慌てて紗貴の家に来た。


「突然お泊まりだなんて…本当に申し訳ありませんでした!」


「いいえ、良いんですよ。うちの子も楽しかったみたいですし。」


「まったく…瑛美!紗貴ちゃんのお母様を困らせたらダメでしょ!」


「ごめんなさい…」


瑛美の母が瑛美に叱っている様子を見て、幸美は話し掛ける。


「瑛美ちゃんのお母様、少しお話をしてもよろしいでしょうか?」


「え、ええ…」


幸美は瑛美の母に向かって話し始める。


「実は…瑛美ちゃん、一度家に帰ろうとしていたんです。」


「えっ!…で…では、どうして…」


「私も詳しい事情はわかりませんが、家に帰ったと思っていた瑛美ちゃんが、急に我が家に戻ってきたんです。…瑛美ちゃんのお母様…今から、少しキツいことを言います。」


幸美は一息いれて、再び話し始める。


「貴方は、瑛美ちゃんにとって外で遊ぶことがどれほど大変かご存知ですか?部屋の遊びを知らないから、外で遊ばざるを得ない状況で、それでも遊べなくて…瑛美ちゃん、教室の隅で泣いていたそうです。」


幸美の言葉を聞いて、瑛美の母は驚愕の表情をした。


「そんな…だって、そんなこと…家で…」


瑛美が、母に話し掛ける。


「お母さん…私、お母さんと一緒にお外で遊んでみたい。」


「瑛美…?」


「お父さんもお母さんも忙しいから、なかなか言い出せなかったけど…私、外で遊ぶのが辛いの。でも…どれくらい辛いかなんて、言葉で言えないから...一緒に遊んだらわかってくれるかもって…言い出せなくてごめんなさい...」


「瑛美!」


瑛美の母は瑛美を抱き締めた。


「ごめん…ごめんね…!あなたが元気になるようにって…お医者さんを探したり、治療費を確保するために働いていたけど…一番大切だった…あなたに全く向き合えていなかった…!ごめんね…!」


「お母さん…」


「そうと決まれば!早速遊びに行きましょう!そして、お部屋で出来る遊びも探しに行きましょう?」


「…うん!」


瑛美が母と笑い合っていると、家の中からドタドタと音が聞こえた。


「お母さん!私たちも行こうよ!」


「紗貴はゲームが欲しいだけだろ!母さん、俺が付き添うよ。見守れる人が必要でしょ?」


「お兄ちゃんだってゲームが欲しいだけじゃん!しかも見守るって…大人じゃないんだから!」


「中学生は大人料金ですう~。」


「あんたたち!朝からうるさい!…すみません…」


「い、いえ…」


紗貴と健斗の小競り合いを見て、瑛美の母はぽかんと口を開けている。


その後、瑛美の母は紗貴と健斗に話し掛ける。


「紗貴ちゃんと…健斗くん?2人も一緒に行きましょう?それで…その…」


「「?」」


「ゲ、ゲームっていうの…教えて欲しいの…」


「「えっ」」


紗貴と健斗は顔を見合わせる。


紗貴が瑛美の母に向かって話す。


「任せて!瑛美ちゃんも、瑛美ちゃんのお母さんも、一緒に楽しめるのを教えてあげる!」




次へ続く!

瑛美ちゃんのお母さんは、所謂ゲーム機を知らない箱入り娘です。(存在は知ってる。)

お父さんは普通に知っていますが、自分も妻も遊ばないので、特に必要はないと思って買ってませんでした。


…そんな家庭ってあるのかな…?わかんない。


ということで、今年の更新はこれで最後です。

来年もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ