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転生令嬢がゆるゆる頑張る話  作者: 和和
第一章 転生令嬢、エリーゼ
3/13

エリーゼの目論見

前回のあらすじ:(わたくし)エリーゼ!お父様から婚約の話が来ましたけど、何とかタイミングを引き伸ばしてやりましたわ!!オーッホッホッホ!!!

「…それで、お嬢様は3年間の猶予を得られたと。」

「そうよ!」

夜、父であるグレント公爵との話を終えたエリーゼは、自室で侍女のルーチェと対面して(・・・・)お茶を楽しんでいた。

本来主従関係にある2人が、対面して談笑するなどあり得ないことではあるが、乳兄弟ならぬ乳姉妹である2人にとってはどうでも良いことである。

ルーチェは少し考えたあと、エリーゼに話しかける。

「しかしお嬢様、なぜわざわざ猶予を与えたのです?国王陛下もなんだかんだでお嬢様には甘いので、強引に話を進めれば断ることも出来たのでは?」

「確かにそうすれば婚約は回避できるかもしれないわね…でもね?ルーチェ。」

エリーゼは紅茶を1口飲み、ふうと一息をつき話し始める。

「そもそも私、婚約というもの自体には嫌という感情がないの。」

「え!?そうなんですか!?執務室の前で聞き耳を立てていた時は『私は一生独身ですわ!オーッホッホッホ!!!』って言ってたじゃないですか!」

「一生とは言ってないわよ!…て言うか聞き耳を立てる暇があったのなら着いてきなさいよ!」

エリーゼは「まったく…」と言いながらもう1口紅茶を飲む。

「私が嫌と言ったのは地位が高い方(・・・・・・)との婚約よ。つまり王族、もっと言えば王太子ね。」

「つまりお嬢様は妃にはなりたくないと。」

「そうよ!だって面倒くさいもの!妃教育も一応したけど面倒くさいったらありゃしない!!!」

「あの時は大変そうでしたね…」

ルーチェはふと考え、口を開く。

「そうか…なるほど。ケンドリック殿下は公爵になるつもりだと聞いたから、婚約に前向きなのですね。」

「その通りよ!」

「普通の令嬢は王太子か未来の公爵かだと、ほぼ確実に前者を選びますもんね。」

「そうね。普通の貴族は栄誉を欲しがるものだからね。だけど私は違う!私は楽な道へひたすら進むわ!」

「公爵夫人ってそんなに楽なのですか?奥様を見る限り、かなり大変そうに見えますが…」

「公爵夫人だってもちろん大変よ。広大な領地を持つ旦那様の支えにならないといけないもの。でもね…」

エリーゼはすくっと立ち上がり、ぐいっと紅茶を飲み干すと、高らかに言った。

「王妃に比べればどうってこと無いのよ!いくら公爵領が広大といえども、国全体に比べれば大したこと無いわ!」

「お嬢様の場合は、どこかの国の王妃か公爵夫人になるしかないですもんね。」

「そうね、あとは私自身が公爵になるか、だけれども…それだったら私にとって一番楽な道へ進むのが私の生き様よ!」

「さすがですおじょうさまー」

「な、何よその棒読みは!…まあ良いわ、これで私の狙いはわかったでしょ。」

「ええ、婚約に前向きな理由はある程度わかりました。ですが、なぜ3年間なのです?高等部は3年間なのでキリが良いと言うのは理解できますが…」

「そうね、それも理由のひとつではあるけど…」


次へ続く!


エリーゼの話、終着点はどこになるのでしょうか…

私にもわかりません!

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